昨年9月に子宮頸がんと確定し
扁平上皮がん1b1期で
広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)
という妊孕性温存手術を受けました。
子宮体部は温存したままで
悪性腫瘍のある子宮頸部を切除する、
というもの。
一般的には
広汎子宮全摘出術が行われる場合が
多い病期で
トラケレクトミーは
臨床研究の段階の治療法であり
やれる病院も限られている為
近所のK総合病院から今のK大学病院へと
転院しました。
症例数は300弱で
再発率などは全摘と同等ということでした。
手術からまもなく半年。
K大学病院では
トラケレクトミーから半年後の検査で
異常がなければ
子作りの許可がおります。
施設によっては3ヶ月のところも。
ということで
前回の診察では
自ずと生殖に関する話もありました。
こぴとさんはもうすぐ半年だねー。
今度のCT、MRIが問題なければ
妊娠してください。と。
はい、わかりました。
妊娠します。
と、答えたいとこだけど
こればっかりはおいそれと
応じられるものでもなく。
手術をしてくれた先生の為にも
拵えたいのはやまやまですが。
主治医の話では
・1年〜1年半で妊娠する人が多い
・トラケレクトミー後は
不妊治療、体外受精までやる人が多い
・妊娠するのは約五割
というデータ。
妊娠=出産ではないだろうことや
予想よりかは意外と短い期間で
できてるんだという印象だけど
年齢的に
時の流れのスピードに焦り。
病院で
「こぴと ◯歳◯ヶ月」
と表記してあるのを見る度に焦る。
不妊治療は金銭的に厳しかったり
いろいろと心配が尽きない。
全て初めからわかって残したはずなのに
歳も歳だし、、ってぼやいたりして。
これに対して
主治医が言うことには
そんなことないよ。
私達(産婦人科医)からしたら全然。
入り口(再建した頸部)もきれいだし
不妊治療しなくても大丈夫じゃないかな。
自然妊娠出来ると思うよー。
主治医はいい奴だ。
私がってなっても
いつもこうやって前向きなことを
言ってくれる。
それでも私は
ネガチブーな思考パターンでもって
ネガチブーな発言をしてしまい
自分でももう嫌気がさしてる。
あーだこーだとエモってないで
チャンスに感謝しなければ。
思考の悪癖をひっくり返したい。
素直に受け入れたい。
シンプルに。
結果はどっちでもいい。
検査にクリアしたら
黙ってやれることから始めよう。
みんなそれぞれ健気に頑張ってる。