2018年11月12日(月)


手術が終わって起こされた時。

眠ってただけなのに、何故か、
凄い充実感とともに目が覚めて、
めちゃくちゃ気持ち良かった。

この時ばかりはまじで
普段じゃ得られないような
充足感、幸福感で、
とけそうだった。

ラリってたのかな🤪


その後すぐに
自分がいる場所を確認して、
手術だったことを思い出し、

終わったんだ、、と我にかえった。
無事に戻ってこれたんだ。

それからは、ずっと目つぶってた。

自分がどうなってるのかを確認するのが
怖かったのかもしれない。

心配してた吐き気、
頭痛、寒気などの症状は特になかった。
喉がイガイガしたぐらい。


どうなったんだろう。
子宮は残せたのかな。
誰も何も言わないし、
持ってかれちゃったのかもしれない。

そんなことを考えながら横になってた。
時間が長く感じられた。


ようやくベッドが動き出して、
自分の部屋に戻る、
その道すがら。

聞き覚えのある声がした。


「寝ちゃってる?」


あ、
主治医だ。


寝てないよっ
起きてるっ
起きてるから
ちょっと待って
行かないで
お願いだから。

そう思いながら目を開けた。


主治医はちゃんとそこにいた。


カスカスの声を振り絞って、

「先生、ありがとう、、」

と伝えた。


そしたら主治医は

「○○さん、残せたからねー!」

と言った。


ん!?

今、先生、
残せたって言ったよね!?

本当に!?

本当に!?


頭上の担当医に、確認した。
カスカスの声で。

「残せたんですか、、」


癒しのソフトボイスが返ってきた。


「大丈夫ですよ〜残ってますよ〜」



ツツーーッ。

聞いた瞬間、涙が溢れ出した。

我慢できなかった。

嬉しかった。

現実はドラマチック。

レイコはナウロマンティック。

ありがとう、みんな。

残ったよ。

ありがとう、先生。