表紙を見て

読みたい読みたいと

気になっていた本です!


 



犬が出てくるのって
悲しいおはなしに決まってる…
うーどうしようかな…
迷いもしたけど
犬大好きの私は読まきゃと笑

連作短編集

はじめから泣いてしまってえーん

犬は何のために南へ向かおうと
しているのか?
その道すがら出逢った人に寄り添い
命を看取る。
まるでその犬が死神?
そう思ったが読んで行くうちに
なんとなく
犬がたまたま死を嗅ぎ取り
その人の側に寄り添いたかったのだと
思うようになった。

傷つき、悩んで、自分の過去今を悔い改め
この先を進むために
この犬は居なくてはならなかったの

私が死んだらこの犬は
独りになってしまうと
誰か(犬)の為に生きようとする…
それは希望だったのだと…


そう思った


震災で生き別れた家族を
求めて南へ向かっているのかと
思って読み進めたけど
少し違かったですね。

最後「少年と犬」で
少年と犬に接点があったことに
鳥肌がたちました!
犬は少年に会いたかったと同時に
少年に何があったかを!
また、これから起こることを知っていて、
少年を守るために
長い道のりを越えてきたのか💦❓

そんなふうに思った

北方謙三さんの解説を読んで
謙三さんのエピソードで
犬ってそういうことが
あってもおかしくないんだな…
不思議だな…
なんとも健気で愛おしい生き物だな~
おねがい


犬の思い出は数ありますが
ここで
私が小学生の時のことのおはなしニコニコ
父がある日突然、柴犬を連れて帰ってきたの
よそ様で飼われていたらしい柴犬で
首輪をしていた
新潟での長距離の仕事を終え
ひと休みしているところへ
トコトコと歩いていたらしく、
犬好きの父は
なーーも考えず
「乗るか?俺と来るか?」と
声をかけ、車のドアを開けたら
乗ってきたから連れてきたとガーン
子どもだった私は犬を飼える喜びだけでしたが、
母は飼い主さんや犬の気持ちを
沢山思っていたんだろうな~
今だにあの子(犬、まりちゃん)には
申し訳ないことをしたと…

それはこの本のようにどこか目指すところへ
行く途中だったのか?
ただ単に放し飼いのお散歩の途中だったのか?

当時はSNSもなくて
埼玉と新潟では探す手立てが無かった。

それから、お世話をして。
まりちゃんは4匹の仔犬を産みました。
4匹のうち1匹は出てきてすぐに
亡くなってしまいました。

まあ、またいつかこのお話しが出来たら👋






ちか✩.*˚