「より強く」飽くなき向上心 羽生選手「4回転3本」挑戦も | アリスのブログ ~羽生結弦選手と日々のこと~ 

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~15日の記事です~
「より強く」飽くなき向上心 羽生選手「4回転3本」挑戦も


来季の方針や課題、さらには被災地復興への熱い思いを語るソチ五輪金メダリストの羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手
 



ソチ五輪金メダリストで3月の世界選手権でも初優勝したフィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(19)=仙台市出身、ANA=が産経新聞社のインタビューに応じ、さらなる飛躍が期待される来季について「今までの精神力では、これ以上の演技についていけなくなる」と戒めるように語った。さらに今季のフリーで2種類入れた4回転ジャンプについて、成功率が高まれば、来季は3本に挑戦する可能性があることを言明。東日本大震災直後、多くのリンクで滑らせてもらったことを記憶にとどめ、全国各地のアイスショーに「恩返しのつもりで滑っている」などと心境を語った。

 「できる最大限を」

 羽生選手は現在、来季に向けての方向性を探っている段階だとし、「より強くなりたい、よりうまくなりたいという向上心はすごくある。来季は今よりも、ちょっとでもうまくなれるように、できる最大限のプログラムを目指してやっていきたい」と飽くなき向上心を示した。

 具体的には4回転ジャンプの種類や本数を増やす計画について「3本跳ぶ可能性はゼロではない。練習はしないといけないし、調子も上げていけるようにとは思っている。ただ、完成度の問題もあり、そこに関してはまだ決まっていない」と語った。

 成功率が極めて高い4回転トーループのような安定感が左足で踏み切るサルコーでも出てくればどうかと問うと、「それなら(3本)いける。もちろん、4回転だけで(演技が)終わってしまっては意味がない。プログラムのすべてがきちんとできることが前提にある。4回転の種類を増やすと、練習で跳ぶ本数も増えて体に負担もかかる。けがをしないように(これまで以上に)体への配慮も考える必要がある」と意欲をみせた。

 精神力の強化課題

 すでに羽生選手は、アイスショーの練習中にトーループやサルコーよりも難度が高い4回転ループを成功させており、「4月7日の練習で4回転ループに成功した。(来季の)プログラムに入れるかは別にして、4回転のレパートリーは増えている」と自信に満ちた表情で話した。

 ジャンプ以外でも成長が期待されているが、「見せる技術や基本となるポーズ(姿勢)、表情など、まだまだ勉強しないといけないと思っている。技術に加え、精神的にも強くならないといけない。今までの精神力では、これ以上の演技についていけなくなる。自分の中で大事にしていることは、どんなときでも全力でありたいということ」と述べ、精神力の強化を自らに課した。

ショーで恩返し

 各地のアイスショーで一段と注目度が高まっていることについては「恩返しがしたいと思って滑っている。東日本大震災があった直後、(仙台の練習拠点が使えなくなり)、全国各地のたくさんのリンクで滑らせてもらった。今年は(五輪などの)結果報告のつもりで、『自分はここまで頑張れました』ということを演技を通してお見せしたい」と感謝の言葉を口にした。

 26日には仙台市で10万人の市民を前にパレードする。著書の印税や金メダルの報奨金を復興支援のために寄付するとも伝えられており、「意向はある。これから自治体と話をする予定。ただ、復興はそれだけのお金でどうこうできるものではない。自分の行動はちっぽけだけど、そのことがきっかけとなって、ボランティアや寄付の輪がもっともっと広がっていくことを願っている」と訴えかけるように話した。




フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在

http://www.sankeibiz.jp/express/news/140415/exe1404150000001-n3.htm

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