皆さん元気に過ごしてますか?
私事だけど、ちょっと皆さんに伝えたいなと思ったので書きますね。


皆さんの周りに大切な人っていますよね。

どうかその人達と過ごす時間を一秒一秒を大切に過ごしてください。

無駄な力を使う暇があるなら、無駄な事を考える暇があるなら、大事な人と大切な時間を過ごしてください。

弔いの意味を込めて書きます。

10年前のちょうど今頃、私は大切な戦友を亡くしました。
競争率の高い職場で唯一味方だった人でした。
彼女がいたから頑張れた。

次の日亡くなった報告を聞き、昨日笑ってハイタッチして帰ったのに…嘘だよね?って信じられなかった。

何度も後悔しました。
もっと一緒にいれば良かった。
もっとたくさん話せば良かった。
と思いました。

生きていた時、彼女とある夢を約束したんです。

「絶対にカリスマショップ店員になって、成り上がろうね!!」


だから私は、何があってもどんなに辛いことがあっても彼女の分まで夢を叶えなきゃ!!って彼女に心の中で誓いました。

当時は本当に辛い日々でした。
髪の毛はストレスで抜け落ちてカツラ付けなきゃいけないくらいハゲた。
当時は見た目重視の仕事だったから、体重の規定もされて、好きな物も食べられなかった。
また、ストレスで体重も落ちて今では想像つかないくらいガリガリだった。
多分栄養不足だったと思う。
仕事中に倒れるのは当たり前。
酷いときは昼食無し。
売り上げ満たないときは、自腹で買わなきゃいけない。
毎月の売り上げが取れなきゃ社員から即パートへ。
接客中は常に見張られ状態。
毎日泣かされる。
完全サービス残業。
先輩、上司の世話。
体育会系な絶対の縦社会。
しまいには無意識に駅の線路内に飛び降りようとしてサラリーマンに止められた。

でも彼女との約束の為に仕事は辞めなかった。
結果店長としての役職の話をもらえた。
当時私は18歳。

その話をもらえた時には既に心身ともにボロボロだった。
最終的に耐えられず病院で診断されたのは、栄養失調からの心身への生命の危険と総鬱病と診断されドクターストップで、数ヵ月の入院生活か、自宅休養と診断され、診断書を会社に出しなさいとお医者さんに渡された。
母親にも泣きながら、もうこれ以上ボロボロになる姿見てられない!!と止められた。

結果泣きながら辞める事になった。
肩書きも捨てたくなかったし、彼女との約束も果たしたかった。

「ごめんね。あたし店長まで肩書きしか成り上がれなかったよ。本当にごめんね。それとお世話になった先輩方。社会の右も左も分からない私をここまで面倒見てくれたご恩一生忘れません。本当にありがとうございました。」

って、お世話になったお店に頭を下げながら彼女に対しても最後心の中で挨拶したのが最後でした。

本当に色々な事を気づかされた日々でした。

今の私があるのはこれがあったからだと思ってる。

今だにこの時を日々振り返っては思い出して初心を噛み締めるようにしてる。

皆がたくさん私を成長させてくれた職場でした。

彼女との約束した「何があってもあたし達負けちゃダメだよ!!」の言葉が今でも活きてます☆

彼女の弔いも含め、大切な人との大切な時間を一秒一秒噛み締めて過ごしてほしいなという気持ちで書きました。

毎日自分を支えてくれてる隣にいる人は、明日も一緒とは限らないですよね。
私の旦那も毎日~、ずっと~、安心して一緒にいれるとは限らない。
私達夫婦は特にお互いに爆弾を抱えているから。
だから私は毎日一秒でもこのような気持ちを噛み締めて考えてます。

自分が体験しているから、だからこそ皆さんも一生後悔をしないように一秒一秒を大切に過ごしてください☆
と、伝えたいです。

皆さんの人生に幸あれ☆