人は、人が死ぬことを忘れている。
病院などで
弱っていくのを見るから
やっと覚悟がつく。
突然だと受け入れ難い。
弱っていく姿を見るから
気にかけることができる。
「こうなる前に、親に何かできていたら」と
後悔する人はいるけど
弱っていったから、
亡くなるまでの時間があったから、
気にかけることができた。
後悔を残すのではなく、反省を。
大切な人が亡くなるまでの時間
自分がしたことから
なにを学んだかが大事。
どれだけ手を尽くしても
「やりきった」とは
なかなか思えないもの。
この世において
死に関わることは
この世の一番の学び。
そこで何を気づいたか
そこで何を思ったか。
他人の死と向き合うから
自分の死とも向き合えるし
他の人との付き合いも見直せる。
例えば
お父さんがこうだったから
お母さんのときは……
おじいちゃんは……
あの人は、この人は……と。
後悔が大きいと
亡くなった人の死の着地点が
見つからない。
答えのない答えを
探している状態。
一番の親孝行は
親より先に死なないこと。
そういう意味では
大抵の人は親孝行できている。
「親に何も返せなかった」
後悔が大きいと
そう考える人もいる。
果たして、親はそこまで
子供に望んでいたかな。
自分の満足にために動くことが
親孝行だったりする。
そしてよくある親孝行は
子ども側による
「自分のやった感」が欲しかっただけ
なんてのもよく見る。
亡くなった人にはすぐ会える。
夢枕に立つこともある。
だけど
遺った側が罪悪感を持っていたら
向こうも会いに来づらい。
故人
「なんか、罪悪感持ってるし
いま出ていったら
きっと謝ってくるよなぁ
謝らせるのもなぁ……
謝ってほしいわけじゃないし……」
そんなような。
あなたも、謝りたくて
会いたいわけではないよね?
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