「大丈夫」が効かない理由
全ては大丈夫なんだけど
「大丈夫」という言葉も
万能ではありません。
特に完璧主義や
白黒思考(0か100か)
この傾向があると
モロー反射の影響も大いに考えられます。
「全然大丈夫じゃない!」と
反発を生み、受け入れられません。
(そこがもう0か100の世界)
なぜ「大丈夫」が響かない?
完璧主義の人は
自分に対する基準が非常に高く
【少しの失敗=完全な失敗】
そう捉える傾向があります。
そうした状態のときに
「大丈夫」と自ら言ったり
人から言われると
⚫︎現状を軽く見られているように感じる
⚫︎「こんなに落ち込む自分が間違っている」と、さらに自己否定に入る
⚫︎根拠のない励ましに聞こえる。無責任に感じる。
そんな反応が起こり
むしろ心を閉ざすこともあります。
思い当たる節、アルナー
代わりの声かけ「そんなに悪くなかった」
では、どういった声かけが
適しているのでしょうか。
私も自分に使うし
ケプリさんも言われたことある言葉が
「そんなに悪くなかった」
「そんなにダメじゃないよ」
この言葉には、以下の特徴があります。
⚫︎状況の悪さを一部は認めている(=事実の否定ではない)
⚫︎ただし、過度に否定的な解釈を修正するニュアンスがある
⚫︎感情ではなく、バランスの取れた評価に近い
つまり「全部OK」と丸め込まず
「一部はOK」
「想定よりはマシ」といった
現実的で段階的な
認知の変化を促します。
0か100かで
物事を判断してしまう人にとって
「100点じゃなかったけど0点でもない」
そんな納得と
認識を調整するきっかけになります。
最後に
「大丈夫」が効かなそうなときは
「そんなに悪くなかった」
この一言が
自責のループを断ち切る一歩に
なることはあります。
こちらもどうぞ
自分では
白黒思考だと気づかない人もいるので
気になる方は
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明日はネイチャーより
ふっこさんに登場いただきます。