「もう一度行きたい国は?」

 

たまにそんなことを聞かれる時がありますけれど、

 

いつも決まって

 

「ベルギーかな」

 

と答える自分がいます。

 

平成14年、、えっと西暦にすると2002年、、だから今から21年前の五月、

 

まだ消防官だった頃、友人を訪ねて初めてベルギー(アントワープ)に行きました。

 

ベルギーは西ヨーロッパに位置する国で、中世時代の面影を残す街やルネサンス建築が有名、EU 本部や NATO 本部が置かれている国としても知られていますね。

 

オランダ・ドイツ・フランスに囲まれた小さな国ですが、今まで旅した国の中でいちばん印象深くもう一度必ず訪れたい国です。

 

というのも、当時(消防官だった時代)の自分は心身ともに本当に疲れきっていました。

 

今でこそ思い出の一つに変わっていますけれど、望んで入った消防の世界は、私のような夢見る夢子にはとんでもなく場違いな男性優位なガチガチ縦社会。

 

自分のことながら、当時のいろいろ(日常茶飯事な、○○ハラ?とか?△△ハラ?とか??)によく耐え抜いたな~と思います。( ´艸`)

 

(もちろん、当時年休を使ってベルギーに行ったことも相当に叱責されましたし、海外に行ったことに対していや(み)なことも毎日さんざん言われましたよね。おかげで強くなりました。)

 

初めて訪れたベルギー(アントワープ)は、それはそれは夢の中のような、乙女心くすぐる色とりどりの素敵すぎる場所でした。

 

街を歩くと、そこには繊細で美しいチョコレートのお店、新鮮なフラワーがたくさん並ぶ花屋、ひっそりとした佇まいのこじゃれたレストランに刺繍レースのお店。

 

ベルギーは、干乾びて傷だらけだった自分の内面を少しづつ潤しはじめてくれました。

 

とくにアントワープの聖母大聖堂に飾られていたルーベンスの絵画(キリスト降架・キリスト昇架)を目の当たりにした時は、「フランダースの犬」のネロと自分を思わず重ねてしまいました。(( ;∀;))…涙。

 

心理占星術家の岡本翔子先生によると、ベルギーは蟹座に属する国だそう。

 

たしかに、、自分にとってベルギーという国は、社会でめいっぱい傷ついた自分を温かく迎え入れてくれ、美味しいチョコやワッフル、優しい料理でもてなし癒してくれた蟹座的な場所でした。

 

思えば、いつも自分を癒し温めてくれるサイン(星座)は蟹座かもしれません。

 

何度も書いていますが、私の出生図では7ハウス蟹座に土星(自分の統治星)があります。

 

小さい頃から自分の本心(本音)を人に開示できない人見知りな自分(表向きにはそう見えないかもしれません)ですが、人生をとおし家庭的な安心感、人との信頼感を育てることに真面目に取り組み、安定した人間関係を築いていくことが7ハウス蟹座土星の私の課題でもあります。

 

チョコレート、ビール、ワッフル。

 

私がとりわけ好きな飲食物。

 

どれもベルギー由来です!

 

そんな今日はベルギーチョコレートを食べながら、ほんのひと時、懐かしきベルギーを旅したいと思います。✈

 

 

↑左下の写真の建物の絵の中に、星座が描かれてあるのよ~♎・♐!

ここにも大好きなミュシャの絵???