自分を癒せるのは自分 | つれづれ気ままな虹色ブログ

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ある日の朝のこと。
何だか気分が沈み
胸の中が もやもやしていた。

その もやもやは
イライラに変わり
とうとう限界を超えて
矛先が夫に向かった。
戸惑う夫に、
自分でもどうしていいか分からず
落ち込む私。


そこまできて やっと
自分の心の声に気がついた。
本当は、ショックなことがあって
ものすごく傷ついていたということ。

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その2日前、
大好きなアーティストに会える
限定イベントの抽選発表があった。

結果は、落選。
ずっと楽しみにしていたのに。

その時の気持ちは まるで
世界から見放されたような絶望感。
けれど私はすぐに
「こんなことは、よくあること。
大したことではない。
もっといいことが起こるかもしれないし。
気にしない。忘れよう」
と思い直した。
だって、その方が
気持ちが楽になると思ったから。

****************

自分の感情を解放すると
決めたはずなのに
その時 私は、他の誰でもない
「私」に対して嘘をついてしまった。
そのために、心の中にできた傷を
そのままの状態で
放置してしまったのだ。

「誰が何と言おうと、私は悲しかった。
すごくすごく残念でがっかりした。
その気持ちを なかったことにしないで!」
これが、私の本当の声だ。
大したことかどうかは関係ない。
自分がどう感じるかが
一番 大事なのだから、
その時に、思いっきり 
悲しめばよかったのだ。

自分の中に生まれた
ネガティブな感情と向き合うことは
痛みを伴い苦しい。
でも、きちんと認めて、感じて、
外に出してあげないと
どろどろと渦を巻いて
いつか とんでもないところから
顔を出す。
分かっていたつもりだったのに
全然分かっていなかった。

そのことに気がついたとき、
涙がぼろぼろと流れて
ようやく 心が軽くなった。

自分を傷つけるのは自分だし、
癒すことができるのも
自分しかいない。
だから、どんなに小さな声でも
きちんと聞いてあげよう。
改めて、そう思えた出来事だった。