かしましもついに最終回。
やばい・・・泣ける・・・。
何この切なさ・・・。
(注・かなり縦長です)
はずむは結局やす菜を選ぶ。
その事をとまりに伝えようとするが家には居ない。
諦めて屋上庭園に向かったはずむだったが、そこにとまりが居た。
とまりははずむに話したいことがあり、はずむの家を訪ねたがお互い入れ違いになってしまっていた。
はずむはとまりにやす菜を選んだ事を伝えた。
謝ろうするはずむに対して水をかけるとまり。
「分かったからそれ以上言うな。」
とまりはそうなる事を予想していた。
その後水のかけあいをする2人。
そして日向ぼっこする。
はずむはとまりに、話したい事は何だったのかたずねる。
「最後に1日遊んでくれ。それでお前の事諦めるからって。」
とまりは帰ろうとするが、はずむは今日1日遊ぶ事を承諾する。
水の掛け合いは夏だからこそ出来る事ですよね。(ぉ
冬だったら風邪ひいて大変。
はずむがやす菜を選ぶ事を確信していたとまりの姿はなんだかとても切ないです・・・。
だから1日デートして諦めるというお願い・・・。
とまりー・・・。(泣
自転車勝負をしたり、中華屋で大盛り炒飯に挑戦したり、バッティングセンターに行ったり、ゲームセンターでUFOキャッチャーに挑戦したり、CDショップに、カラオケに行き、最後には神社でお参りをする2人。
とまりははずむに何をお願いしたのか尋ねる。
はずむはやす菜が良くなるようにとお願いしていた。
そしてとまりもまた同じ事を願っていた。
とまりって実は大食いキャラだったんですか?(ぇ
大盛り炒飯平らげちゃって・・・。とまりのイメージが・・・!(ぇ
それに陸上部に入ってるから運動神経は良いのにバッティングセンターでは空振りばかり。
逆にはずむは殆ど打ち返してホームランゾーンに直撃。
・・・実は運動神経いいのか?はずむは。
ゲームセンターではぬいぐるみが取れなかったからって台バンはだめだよ、はずむ。(ぇ
橋の上から川を眺めるあゆきははずむの自転車を見つける。
その頃、はずむととまりはとまりの自転車に2人乗りをして川原を走っていた。
子供の頃もこうして2人乗りした話をする2人。
そしてスピードを上げるとまり。
「このまま海まで行くかー?」
「海?うん・・・本当に行けたら良いね・・・。」と涙を流すはずむ。
「遠すぎる・・・よな・・・。」
しばらく沈黙する2人。
はずむは突然とまりに抱きつくが当然とまりはバランスを崩し、転倒してしまう。
何時までも泣いてるはずむに、とまりは決めたんなら泣いちゃだめだと言う。
そして謝るはずむに謝るなと言い聞かせる。
「そんな事してほしくない!あたしのことは気にすんな。お前が自分で決めてくれて、うれしかったよ。やす菜ならもう許せるしさ。」
「とまりちゃん!」
「はずむはさ、いるから。いつもあたしの中に。」
そして小さい頃、自分のお婿さんになる為に川を渡ってくれたはずむはずっと自分のものだと言う。
「あの時のはずむはさ、ずーと、ずーとあたしのものなんだ。あたしだけのものなんだ。誰にも渡さない、誰にも奪う事の出来ないあたしだけのものなんだ。すごいだろ!そんなもの持ってんだぞ、あたしは!はずむが結婚して年取っても、ずっと自慢してやる!プロポーズをしてくれたはずむを、あたしを好きだって言ってくれたはずむを!よぼよぼになって死んじゃうまではずむの子供に、はずむの孫に自慢してやる!お前の親は・・・お前の婆ちゃんは・・・あたしの為に川を渡ってくれたんだぞ!あたしをお嫁さんにする為に、世界で一番すごい事をしてくれたんだぞって!」
その言葉に涙が止まらないはずむ。
「だから行けよ・・・。あたしは大丈夫だから・・・平気だからいけよ。」
だがはずむは行こうとしない。
「男だろ!」
その言葉でようやく行こうとするはずむ。
だがとまりは別れるのを耐えられずはずむの名前を叫び泣き崩れてしまう。
はずむは再びとまりの元に駆け寄り抱き合う。
「やす菜が待ってる・・・。」
そう言ってとまりは川を渡っていく。
後ろを振り返った時にはすでにはずむの姿は無かった。
そしてとまりの前に陰から見守っていたあゆきが姿を現す。
あゆきはとまりの代わりに涙を流していた。
とまり切ない・・・。
切なすぎるよー・・・。(泣
もうね・・・頑張れとまりって、これくらいしか言えない・・・。
そしてあゆき・・・。
君もとても友達思いで最高だよ・・・。
駅に向かうやす菜は横断歩道の途中で荷物を落としてしまう。
何事もなく拾ってもらい受け取る。
たがやす菜の心情は、たくさんの人が居るのに自分には何も分からない。
そして見えてるもの全てが灰色に包まれてしまう。
その時、はずむの声を聞き我にかえるやす菜。
やす菜の瞳にははずむだけが光り輝いていた。
はずむは信号を渡り、やす菜の元へと駆け寄る。
驚くやす菜だったが、はずむは怖がらないで自分のお願いを聞いてほしいと言う。
「僕の・・・僕のそばに居てほしい!」
だがやす菜はその言葉を信じようとしない。
「嘘・・・。」
「嘘じゃない!決めたんだ・・・やす菜ちゃんのそばに居るって。だから!」
「信じて・・・いいの?」
そしてはずむに抱きつくやす菜。
「やす菜ちゃん・・・大好きだよ。」
はずむの言葉を聞いたやす菜。
するとやす菜の瞳は見る見るうちに全てを認識できるようになっていった。
やす菜の症状が回復したとき、上空から仁の声が聞こえてきた。
「人を求める心、他者を慈しむ心、愛。愛を語ることは難しく、愛を見ることも出来ない。それどこから、愛は時に苦痛を生み、互いの溝を深め、傷つける武器にさえなる。しかしそれでも彼らは愛を求める。それが生きる目的だから。誰かとの別れを悲しみ、誰かとの出会いを喜び、心を通わせ、笑い、泣き、怒る。その一つ一つを経験する為に、その中に有る愛を求めて、命は生きようとするのだ。もし、君達の星に選択の時が来たら、どうか過ちを犯さないでほしい。どんなに苦しくても、どんなに辛くても、愛がなければ生命は生きていく価値を失うと言う事を。」
そしてジャン・プウの光の涙と共に仁は去っていく。
はずむに恋をしていた生態端末のジャン・プウ、その姿を見て愛とはつくづく偉大なものだと実感する仁だった。
やす菜の病も無事に治ったようですね。
まさかはずむの心からの大好きだという言葉で回復するとは。
仁じゃないけど愛とはつくづく偉大ですね。
そして並子先生の仁への愛も実らずに終わりましたか。(ぁ
無事に視覚が回復したやす菜は家族との楽しい朝食を迎えられたようで。
これは何よりもやす菜自身が望んでいたことではないでしょうか。
更に男性も把握できるようになって明日太とも友達になれたようですね。
複雑な三角関係もきっぱり綺麗に。
しかし最後が気になる・・・。
やす菜がはずむと帰る途中でいきなり「はずむくん・・・あのね。」と言うのと、はずむが川原でとまりに対して「とまりちゃん!あのね!」と言うの・・・。
これは・・・やす菜エンドと思ってら実はとまりエンドと言う事なのか?
それとも第二期が実は決まっていてそれへの伏線なのか・・・。
仮に第二期の伏線だとしてもストーリーの終わり方的に見ると微妙なので、前者ではないかと思うわけですが・・・。
まあ取りあえずはずむが男に戻らず女の子のままだったと言うのはやはりポイント高いのではないでしょうか。(笑
流石あかほり作品。
全く持って期待を裏切りません。
最終回としても、まとまった綺麗な終わり方。
おそらく今期のアニメの最終回の中では一番良い出来ではないでしょうか?
点数つけるとしたら・・・100点超えて120点ですね。(笑
本当にすばらしい作品をありがとうございました。
そして最後に一言。
お幸せにね、とまり。
次回からは.hack//Rootsが開始。
.hackは前作もすばらしい作品だったので期待度は高いです。
司可愛かったなぁ・・・。リアルでは女の子だったけど。(何
追記
DVDに13話が収録・・・。
つまりやす菜やはずむが言っていた言葉の真相が明らかに。
やってくれますね・・・。これはDVD買わなきゃですよ。