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ファッション誌の撮影で使う車両をお借りしに、
SUZUKIさんちへ!

久しぶりにGSX-R1000と再会。
このGPカラーがかっこいい!

R1000は乗ると、本当によくできているバイクです。
真面目に一生懸命、変化球なしで、
詰めて詰めて、煮詰めて煮詰めて、
大事に作っていくと生まれる傑作。

サーキットでも街でも、
つまりは速度域を選ばずに
どこでもいつでもその良さを味わえるから好きです。
一番いいところはサーキットだけど、
その良さが街でも効いてくれます。


GSX-?1000をお借りして、
試乗がてら向かったのはD;REX。
師匠に練習の報告をしに。


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もっと久しぶりの愛車DUCATI 1199 Panigale S。
6月のレース以来、イベント展示用に運んだくらいで、
一度も乗ってません…。
タイヤとオイルが勿体無いので(お小遣いがもたないので)
レース前しか乗れません。
うーん。

BabyFaceのバックステップと、
GALESPEEDのホイールの
ゴールドがえっちで興奮します。

R1000の横っ腹の迫力もたまりませんが、
愛車パニの横っ腹も大好きです。

レース専用優勝狙いなら、今はYZF-R1が最高です。
8耐、全日本でその性能が証明されていますね。
来年、SBKでも勝ってくれることでしょう。
略しちゃいますが、トラコン、スラコン、ウィリコン、
すごく楽できますし、安全に限界を探れます。
MotoGP機のM1の音がするのも、
他では味わえません。


街乗りも兼ねるなら、パニが面白いです。
ドカのドキドキ性能は随一。

濃すぎてお腹いっぱいになりやすいので、
箱根に行く前に首都高で満足してしまいます(笑)
スポーツ走行やレースの時間がちょうどいいです。

街乗りせずにレーサー化したので、
ODOメーターだけ見れば、
距離が進んでいないのがまた可愛いです。


長距離ツーリングや雨や冬の通勤を考えると、
世界耐久でも常勝のGSX-R1000が信頼できます。



バイク選びでライバル車種と悩んでます…
と相談を受けることが多いですが、
バイク選びのコツは、性能や装備ではありません。
レースで勝つなら答えはR1ですが、
街や高速などの、もっと複雑な状況で走らせるなら、
スペックより、直感が、後で効いてくると思います。
好きという気持ちにに勝るものはありませんからね。

直感で決めかねる場合は、
乗る時間と乗る距離で考えると整理しやすいです。


週末の中でも、短い時間しか割くことができなければ、
DUCATIの濃密さが素晴らしいエンターテイメントです。


長距離はやっぱりBMWに軍配が上がります。
例えスーパーバイクモデルでも、
BMWのグランドツーリングキャラは地球一でしょう。


いろいろな遊び方を網羅するには、
GSX-R1000の素性の良さが助けになる、
と僕は信じています。


同系車種を生涯乗り続ける探求型もドラマチックですが、
僕はいろいろな経験がしたいので、
なるべく車種やメーカーは変えていきたいです。


BMWも、KTMも、MV AGUSTAも、
とても楽しくて、いい思い出がたくさんあります。

まだHONDA車とSUZUKI車は所有したことがないので、
時間をかけて乗ってみたいです。


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今日お借りしたバイクにじっくり乗れるのは、
海外試乗会以来かもしれません。

日本人としては唯一招待していただけた、
本当に特別な機会でした。

同じ日本人同士、開発陣を独り占めして、
質問攻めできたんです。
そんな贅沢ができて、感謝しています。

聞けば聞くほど、教えていただいた通りの
100点満点のバイクに仕上がっていたんです。

GSX-?1000と書いてもバレちゃいますよね(笑)
これについては、また後日。


上の写真は、
DUCATI SCRAMBLERの海外試乗会の一コマです。


「今年一番をバイクを選ぶならコレ!」
という企画がバイク雑誌でありました。
ひとつしか選べないから辛いんですよね。。。

僕が候補に挙げるなら、
・DUCATI Multistrada 1200S
・DUCATI SCRAMBLER
・SUZUKI GSX-S1000(答え出た?笑)
・YAMAHA YZF-R1(YZF-R1M)
これで悩みます…。

僕のバイク選びは、サーキット以外では、
性能と利便性は完全に、どーでもいいんです。

その時の使い勝手で楽しいか、です。
排気量も形もなんでもいいです。


そうなると、個人的な順位をつけると、、、

サーキット用
YAMAHA YZF-R1
究極の性能、レースベース車があって安いから。

ストリート用
DUCATI Multistrada 1200S
万能、通勤もツーリングも走行会も、すべて快適だから。

だと思います。
難しいです。


でも、日常でシンプルに面白いのは、
DUCATI SCRAMBLERとSUZUKI GSX-S1000なんです。


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スクランブラー、何にもついてきません。
トラクションコントロール、いりません。
シート下にスマホ充電用のUSBはついてます(笑)

小難しいこと抜きで、
バイクって本来はこういうものだった、
楽しく遊ぼう、そう思わせてくれるんです。

素のバイク。
これを超えるものはありません。
理屈抜きで、楽しいのはこれです。
見た目が可愛らしいですし、
ファッションも楽しめるのがいいですね。


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ところが、
素のバイクに、
わずかに近代的要素をちょうどいい塩梅で加えてみます。

やりすぎちゃダメです。
BMW S1000シリーズやR1、贅沢しすぎちゃうと、
素手で物を掴む感触ではなく、
分厚いグローブ越しに感じるように、
ただ遊ぶ、というよりそのバイクでどう遊ぶかと、
行為より機械の主張が勝ってしまうんです。

高性能なものに触れたい、それなら正解でしょう。
だけれども、もっと駆けるように走ることに没頭するなら、
未来的バイクより、原始的バイクの方が、
ヒトの介入できる余地、ヒトが前に出られる余地、
そんなものがあるように思うんです。


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ストリートでヒトがバイクで走って遊ぶ。

走るというコト。
生々しいバイクがいいです。

トラコンはついてます、現代的です。
だけど、このバイクのトラコンは派手ではありません。

静か~に、そっと助けてくれます。
介入の仕方がとにかくナチュラル。
それもそのはず、
SUZUKI MotoGPのトラコンを開発した方が担当しています。
ライダーが求めた作動感、それが市販車に還元されています。

なので、ないと思って走れます。
ありきで使いに行くキャラじゃないです。

僕のパニは、ありきで当てに行くつもりで使います。
「オラオラ、助けてやるゼ!」
「ドヤドヤ、効いてるダロー!」
と、キャラ濃ゆいです。

YZF-R1は気付かせてもらえません。
水面下で執事がすべての雑務をこなしてくれています。
執事がいたことすら忘れそうです。


GSX-S1000、トラコンはありますが、
意識しなくていいです。
トラコンがなくては味わえないパワーの出方、
ではありません。

敢えて成熟のK5型エンジンを使ったのが、
起点であり勝因です。
GSX-R1000史の中で、
最もロングストロークだったモデルが元になっています。

これがストリートでバッチリなんですね。
とにかく開けやすいです。
硬質なエキゾーストサウンドが抜群にいいし、
開けられるからこそサウンドがなおいいです。


スポーツバイクは、やっぱり開けるのが面白いです。
ショートストロークの高回転型エンジンの
一番美味しい領域を街で使うのは無理です。

それを懐に差している、そんな贅沢はありますが、
刀があれば抜きたいもの、切れ味を試したいもの。


ストリートでスポーツできるR1000、
それがS1000なんです。

レンサルのハンドルの剛性、
若干の前傾ポジション、
絶妙なバランスです。


R1000で攻めている感を味わうには、
サーキットが必要です。
峠で気持ちよくても…
もっと気持ちいいところが残ってます。

S1000なら、走る気持ちよさを公道で味わえます。



辛いことを言っちゃうと、
電子制御がないと走れないバイクがあったり。

GSX-S1000は、電子制御が付いていなくて最高です。
そこにたまたまトラコンがついてるからお得なんです。

懐の深いバイク、根っこがしっかりしてるから、
僕は安心して存分に走れます。



ストリート用のネイキッド。
スクランブラーとS1000、
似てないし、別物なんですが、
今良いバイク、この二台になります。

どちらも本質的なバイクだけど、
「バイク」と「走る」の違い。



万能のムルティがあればクリアできちゃうんだけど、
ハイテクスニーカーより
ビーチサンダルでパッと出かけたい日もあります。




とかなんとか言って、
一台に絞れないから困ってて面白いんですけどね。


参考にはなりませんが、
一番好きなバイクを全部買うのが大正解です。

2015年時点では、
・DUCATI Multistrada 1200S
・DUCATI SCRAMBLER
・SUZUKI GSX-S1000
・YAMAHA YZF-R1(YZF-R1M)
これが一番好きです。


どれが一番?
全部、一番。
みんな一番。

なんかそんな歌の歌詞があったような…。



R1と、スクランブラーかS1000が欲しいなぁ。




ところで、今年の東京モーターショー、
またお会いしましょう。

どこにいるか見つけてください!
ヒントは…言えません(笑)





=REI=