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今日はもて耐以来、
プライベートで練習に行ってきました。

ずっとお仕事が充実していたので、
全然乗れてなくて、とにかく焦ってました。
9月に出る予定だった連勝目標の筑波TTも出られず。

お仕事のMotoGPと東京モーターショーの間で、
絶対に怪我ができない怖さに負けたのも大きいです。
練習できなかった分、弱くなってましたね~。

その間、撮影ではたくさんのバイクを
いろんなサーキットで走らせていたのですが、
撮影の中でできないことをやろうとする
そんな練習をするわけにもいかないので、
フラストレーションが溜まっていました。

そんなわけで、スカッと走ろうと、
富士スピードウェイのカートコースへ。

ここはライセンスがいらないんですね!
朝から夕方まで走りたい放題。

Panigaleには小さすぎますが、
YZF-R25とWR250Xを走らせるには丁度いい感じ!


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そんな、仕事でもプライベートでも支えてくれているのは、
クシタニのツナギと、アルパインスターズのアイテムたち。

プロテクターについて質問を受けることが多いので、
ちょっと紹介しますね。
色々なメーカーの中から調べ上げて選んだのがこちらです。

胸部プロテクター
NUCLEON KR-CiR PROTECTOR

脊椎プロテクター
NUCLEON KR-R PROTECTOR

http://www.okada-corp.com/products/?p=4257

体に皮膚のようにピッタリフィットするツナギの中で、
プロテクターもひたっとくっついて欲しいんです。

クシタニのツナギの良さは、
採寸して作ってもらうと、
特に走行中ですが、
ちょっと汗をかくとレザーが皮膚と一体化するんです。

パンチングから風が抜けてくれることもあって、
裸で走ってるかのような身軽さと爽快感があります。
これを知ってしまうと、レザーに対する価値観が変わります。

もしもツナギが重たかったり、動きにくかったり、
着るだけでも一苦労ならそれは間違っています。

動きやすさのアクティブセーフティと、
転倒時のパッシブセーフティを考えると、
体にフィットすることが何よりも大事です。

そこでプロテクターが硬くて突っ張ってしまうのでは
せっかくの最高品質レザーが台無しです…。

アルパインスターズのこの二つのプロテクターは、
とにかく柔らかいんです。
弾力があって、プニョってしてて。

硬いシェルは最小限、
そのほとんどは粘土のように柔らかい
形状記憶フォームなんです。

体温で暖まると柔らかくなって、
骨や筋肉の形に合わせて変形します。

従来の硬いプロテクターは動きにくかったので、
仕方なくつけていたのですが、
このシリーズはむしろあった方が快適なので
本当に気に入って使ってます。

ツナギを作る時は、
使用するプロテクターをつけて採寸しましょう。
せっかくの買い物ですから、完璧がいいですよね!


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これが練習セットです。

芳賀紀行選手モデルのArai RX-7 RR5。
ご本人に使わせてもらってますと報告できたのが自慢なのですが、
「気をつけてね(ニヤリ)」と
かっこよすぎて気絶するかと思いました。

観客を魅了する走りとは、こういうことか!
と思わせてくれる熱さに憧れて選びました。

度胸や勇気なんてものはほとんどないビビリの僕ですが、
人生で初めて優勝したレースは、
このヘルメットをかぶってました。

今思えば、自分仕様のカラーはあるのですが、
その日ばかりは勇気が必要だったのだと思います。
結果、できなかったことができるようになった日でした。


ブーツは、SUPERTECH R。
転倒済み練習用と、レース用と、撮影用と、
3足を使い分けています。

靴はやっぱりイタリア。
アルパインスターズの靴は最高です。

インナーブーツのおかげで、
どこにも隙間がありません。

素足でシフトをするよう、
ソールのしっかり感とダイレクト感が絶妙です。


グローブは、写真のファイブと
クシタニとアルパインスターズを併用しています。
それぞれ厚みと操作感が違うので、
ここはバイクとの組み合わせと、割と気分です(笑)


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さてさて、話は戻りまして、
富士カートコースにて。

イベントや走行会で、練習の仕方や、
ライディングの質問をよくいただきますが、
僕がなるべく一貫して答えているのが、
先生を一人に絞ることです。

情報はたくさんあって、簡単に手に入る分、
僕も始めは混乱しました。

乗り方に正解はなくて、
アプローチが違っても終着点が一緒だったり、
その人に合う説明が、他の人には当てはまらなかったり、
走っているところを見られる時はわかりやすいのですが、
初めてお会いする方だと、
当たり障りのないことしか言えなかったりします。

万が一間違って伝わってしまって
それが元で転倒なんて起きると…。
なので、又聞きなどの間接的な情報は避けがちです。

同じ先生に診てもらう利点は、
経過観察にあります。

「以前はこうだったから、これからはこうしよう」
「それでこうなったから、次はこれだ」

僕は定期的に練習内容のカウンセリングをしてもらいます。
他の方から教わることも多いですが、相談します。
こう言われてこう理解しましたが、
これでいいんでしょうか?のような感じで。

ずっと教えてもらっているので、
僕の質問も、先生の答えも、
より短い言葉で、正確に、
コミュニケートすることができるようになりました。

今日の課題、というより、
これまでと、これからを見据えた課題。

今日の出来、というより、
今後につながりそうな手応えの復習と方向性の確認。

先生とタッグを組んで、
1年くらいかけても変わらなければ、
何かしら問題があるのでしょう。

とはいうものの、
僕は全然先生に近づけません。

確実に一歩ずつにじみ寄ってるのですが、
練習量と経験が年単位で差があるので、
頭が痛いです…(笑)

前進も後退もしない、
何だか気持ちのパーシャルみたいな時間。
それはなくなりました。

確実に成長するか、メタメタに悩んでます。
現状維持がなくなりました。

この楽しささえ続けば、どこまでも行けるはずです。
まだどこまでも行けてないので、仮定ですけども(笑)


せっかくバイクでスポーツをされるのでしたら、
楽しいほうがいいですよね。

スポーツにトレーナーやコーチはつきものです。
自己流より習ったほうが楽チンです。
慣れるのは、習ってからのほうが早いです。

今日も短い時間の中で、
「わかってきた!できたきた!」
という喜びと、
「やっぱりわっかんないんだけど…えー…」
という混乱が交互にありました。

同じところをぐるぐる回る、
これが面白くて仕方ないんですね。

単純なことなのに、僕はバイクに夢中です。


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富士スピードウェイ、
レーシングコースのホームストレート。

ながっ!!!!
高台にいても端まで見えませんでした。

1000ccのノーマルで300km/h出るわけですね。


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これはツインリンクもてぎですが、
最近の走行会は写真撮影付きが多いですよね。

顎をタンクにつけるとかっこよくなります。
もっとカウルに入り込みたいんですが。。。
GPライダーみたいなバンクは真似できませんが、
伏せ方は結構真似できます。

僕は久しぶりの練習で、やってるつもりでいつも甘くて、
心がけてるポイントが二つあります。

兄弟子が指摘してくれました。
必ず意識します。

・きちんと伏せる
・きちんとバイクを寝かせる

始めは怖がって乗ってるのだと思います。
気持ちを切り替えたりスイッチを入れたり、
僕の場合はこの二つが大事です。


富士のストレート、
バシッと伏せてドカンと走ってみたいものです。


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話はまたまた変わりますが、
DUCATIのイタリア本社にはミュージアムがあります。
イタリア語で、ムゼオと呼ばれています。

歴代のGPマシンが飾ってあるんです。


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GPマシンだけではありません。
スーパーバイクもあります。


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芳賀紀行選手のマシンもありました。
去年のことでしたが、また行きたいです。

人づてに、聞きました。
DUCATIを走らせるコツを。
とても面白かったです。
ご本人に直接聞けるように、仕事を頑張ります。


ひとまずは、全身がバキバキに筋肉痛なので、
ひたーっと、ペターっと寝ます。





=REI=