これはD;REX豊田浩史選手。
Triumph DAYTONA675R

去年の最終戦鈴鹿サーキット。




これはD;REX嶋川直宏選手。
YAMAHA YZF-R6

去年の筑波サーキット、全日本デビューのとき。




これはその筑波コースレコードをもっていた
YZF-R6を貸してもらったとき。

借り物を壊しちゃいかんと思ってそうとう遠慮気味。
いま思えば、全力で走らせてもらえば良かった(笑)
特別な機会だったから、惜しい。

D;REXの二人のライダーと仲良くなってから、
ST600に興味が湧いて仕方ない。

1000ccクラスに憧れがあったのだけれど、
撮影で色々なバイクに乗らせてもらってから
考えが変わったところが多い。

それは、「JSBは大変、ST600は気軽。」ということ。

まずはコストの差。
JSBとST600は桁が違う。

JSBに必要なホイールの数、それにタイヤウォーマー。
フロントフォークを換えて、ブレーキもやって、
エンジンの中身をやって、キリがない。

ST600なら、競争力のある体制を作るのは
自分のおこづかいでもやりようがある。

コストの話は、夢がないし、
スポンサーややり方によって幅が大きいので、
考えても仕方がない。


僕が最も考えたのが、マシンの差。
RC8Rを筑波で走らせて楽しんでるけど、
これは1000ccクラスのバイクではないと思った。

パワーはそんなにない、軽い、
初心者でも楽しく乗れた、から。

というのは、
国産4気筒のスーパーバイクに乗ると本当に驚く。
その乗り手を選ぶ出力と、車体の大きさも含む重さ。

高速道路で飛ぶだけならどれだけ速くてもいいんだけど、
サーキットで言えば、自分よりちょっと速いくらいの
ちょうどいいマシンが一番楽しいと感じた。


1000ccの国産4気筒のシリアスなマシンを
真面目に走らせるには僕は下地がなさすぎる。
やらかしたときの転倒がすごいことになりそう。


ところが、ST600車両は、誤解を恐れずに言うならば、
めっちゃちょうどいい。

車体の切り返しの重さ、軽さは、
1000ccカテゴリの二気筒に近い。

KTMやDUCATIの経験がST600には
活かしやすいのかもしれない。

嶋川が今シーズンに乗る、
昨年までは豊田さんのTカーだった675に
乗らせてもらってそう思った。
(三気筒でクランクが短い分、軽め)

僕のRC8RをJAMのシャシダイで計ると、166馬力。
D;REXのDAYTONA 675Rはそこで、130馬力弱。
S1000RRで190馬力越え、だそう。

実は先日、カタログ値190馬力越えのバイクを買った。
馬力と車重で言えば、RC8Rからのステップアップ。
RC8Rで筑波でまともなタイムを出した事がないので、
僕のステップアップにはならず、趣味で買ったものだ。

ST600クラスの車両だって、すごく速い。
ただ、リッターバイクばかり乗ってきたおかげで、
馬力と車重の怖さが希薄で、頑張って全開にしても、
楽しさが勝ってくれた。

例えば、YZF-R1やCBR1000RRやS1000RR。
頑張っちゃうと、大変なことが起こりそう。
こわい。

ST600<RC8R<JSB
僕にはそうなのかもしれない。

思いがけず、いいとこ取りな、
いいバイクを買った、とこじつけたい(笑)
RC8Rは最高です。

だけど、僕はST600がやってみたい。
1000cc四気筒にはまだ早い。
本当は600ccだってまだ早い。
NSF100で学ぶ事がまだ無限にありそう。

サーキットを走るまでは、
僕は600ccにはまったく興味がなかった。


次の火曜日は、BiGMACHINEの撮影で、
DUCATI 1199 Panigaleのレーサーに乗る。
RC8Rより少し軽くて、もっとパワーがあるはず。

理解を深めるためにもプッシュしよう。


そして、全日本は次はオートポリス。
水曜日から飛びます。
日本航空育ちでJALカード愛用なのに、
ここのところ全日空マイルがすごく貯まる。


ST600、それは現実的に手が届く夢なのかもしれない。
そののち、JSBの夢も見られるのかもしれない。

バイクはめっちゃくちゃ楽しい!


そういえば、
来年から全日本ST600はBSのR10ワンメイク。
地方選は再来年から。

R10履いてみたいな。

D;REXは今年はメッツラーをチョイス。
こちらも応援宜しくお願いします。



=REI=