KTM RC8Rじゃない方の愛車、
MV AGUSTA BRUTALE 910Sが修理から上がってきました!

イタリアから部品が届かないは、
届いても初期不良だし、
BMWとKTMでは味わった事のない苦労をしました。

「外車って維持費が高いんでしょう?」
今までは絶対に「いいえ」と答えていましたが、
但し書きが必要になってしまいました。




今回壊れたのは、ECUとリレーボックス。
それも自然的に。
エンジンがかかったりかからなかったり、
必要ないところに電気が流れてしまったり。

BMWに乗っていたときから世話になっている
福田モーターさんで直してもらいました。

〆て20万円くらいかかりました。


こうなったら、もうやぶれかぶれ。

ブルターレ、お前を愛しているから、
サーキットで乗り潰してやる!





しかし、困った事が。

フロントタイヤとフェンダーのクリアランスがギリギリ!
これじゃタイヤウォーマーが入らない。。。

なんか適当にアシを作って上げてしまいましょう。


来年の活動に向けた練習車の購入についても考えているところだけど、
半年ぶりに乗ったアグスタの四発。

あまりに気持ち良くて売れたくなくなってしまいました。
これを下取りにして、600ccクラスの何かを探していましたが、
この四気筒は本当に素晴らしいです。

フィールもサウンドも、宇宙的に快楽的。


「次はイタリア抜きでやろうゼ!」
ってジョークは有名ですが、
この気持ち良さはちょっと外せない。

官能、このためにある言葉みたい。


今や百万円ちょっとで新車アグスタが買えます。
叙情的な旧式を中古で買うのもおすすめです。

このブルにF4レースカウルつけちゃおうかね。


街乗り用にちょうどいいサイズとパワー。
本国ECUとレースECUより回転数が絞られていて、
それはそれで日本にはちょうどいいかもしれない。



去年の今頃に先輩から譲ってもらったこのブル。
ピーキーで硬くて気難しいバイクが第一印象だったけど、
サーキットで走らせたら抜群で、すぐに打ち解けました。
それでもRC8Rに比べると、落ち着きがなくて
極端にクイックで難しかったです。

今年は筑波サーキットで練習が進んでます。
RC8Rと一生懸命走ったいま、
狂犬BRUTALEが、仔犬よりかわらしいワンちゃんになった(笑)

小さい車体が完全に僕の内に入り、
もうかわいくて仕方ない。

バイクが乗りにくかったりクセがあるように感じるのは、
ぼくの責任だったんですね。

練習して乗りこなせないものは、
現代の乗り物ではそうはないはず。


「うまくなるともっと楽しくなるよ!」
と師匠の言葉。

半年ぶりに乗ったブルターレ、
めちゃめちゃ楽しくなっていた!

筑波サーキットで15秒分の成長が、
こんなところで役に立つとは、
サーキットで練習してきて本当によかった!

明らかな手応えと、感動がはっきりと残りました。

筑波の目標タイムまであと10秒。
もっと楽しくなれちゃうなんて、

バイク遊び、マジでヤバくね?



サーキットでしか味わえない、
長い長い全開の加速で、脳みそをもっと置いてこよう。


僕は、なんか理屈っぽくて頭硬くて融通がきかない、
そんな性格は投げ出してしまいたい。

もっと、ほいっと、あらよっと、すいすいっと、
気楽にうまくバイクに乗れる様になりたい。


狂犬を手なずけられて、ご満悦。
ブル、めちゃくちゃかわいいもんね。


前オーナー氏の作られたワンオフのマフラー、
ブリッピングでとんでもない気持ち良い音がする。
ランボルギーニディアブロの筒抜け的なソレ。


かわいいなぁ、アグスタ。



金曜日の筑波はもちろんRC8R。
土曜日のサーキットはBRUTALEで行こうかな?


「奥さんはオーストリア人、
愛人はイタリア人。」


こんなオヤジギャグを言ってみたかった!
30歳の僕、油が乗って参りました。


お恥ずかしい限り。




=REI=