photo:01




ニューマシン、そしてニューヘルメット、
そしてニューマインド、ニューデイ。

大事な人たちに会いに、イタリアの四気筒が僕を運んでくれる。

こんばんは、マルコ・ポーロです。




あ、響きで間違えた、
こんばんは、ポルコ・ロッソです。

そう!アドリア海のエースだ。



photo:02





美容室に寄り、髪の毛の整備。

そこで偶然、演技の先生とお会いする!
お茶し、お買い物に連れて行って頂く。

また11月にゴルフのコンペがあってお誘い戴くが、
その日は筑波サーキットにおりますゆえ、お許し頂く。

ドライバーとアイアンならず、
モーターサイクルを振り回してきます。

いえ、正確には、振り回されてきます!



と、そのお買い物の道中、TUMIに寄る。

なんとそこにDUCATI DIAVELが!!


どこかの洋服屋さんにBMW S1000RRが展示してあるそうだが、
オートバイっぽくないところで見ると、
工芸品なんだなー、美しいなーと、改めて思う。

ついつい見慣れて、スペシャルなモデルも、
いつしか身近に感じてしまっていた。



photo:03




DUCATIとのコラボレーションモデルが並ぶ。

イタリアンレッドの魔力はやはり格別。


こればかり、見慣れる事がない。

子供の頃にこち亀の中川さんが乗ってるF40、
Ferrariがスーパーカーの入り口だった。

そのとき、「赤い乗り物」というアイドルがインプットされた。




photo:04





さて、こちら僕のフェラーリ。

フェラーリがエンジンの設計に関わっていたとか。

浪漫いっぱい、乗り味は胸いっぱい、僕いっぱいいっぱい。



今日の移動距離、60km。
BMWの頃の、300km分くらい疲れた。

その差、実に5倍!
BMWで一人で長距離ツーリングにいくとき、
ゾーンに入れば、600kmが疲労度も心地よい。

MV、60kmで満足した。
きっとまだ慣れていないという事もあり、
コーナーやS字、10個もクリアしないうちから、
知恵熱みたいな不思議な疲れがあった。
今度は10倍だ!


しっかり車体をホールドしてあげて、
きちんと外足でステップを踏みつけるなり、
内股で押さえつけるなり、
念入りにリヤにフロントに荷重をかけて、
相応の操作をしないと応えてくれない。

最近乗った格別なバイクの中で最も操作系の反応が繊細、
そして、過敏であり過鈍。

精気を抜かれたような。
魂を抜かれたような。


こんなピーキーで神経質なマシン、
乗りこなせるのかな、なんて不安に思わない事もない。


だから楽しくて仕方ない。


ほら、

「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。」

ね。




自分を信じる事、
自分を戒める事、
自分に挑戦する事、
そういうナルシズム、
「カッコイイとは、こういうことさ。」(紅の豚のコピー、糸井重里)

あとはひとが決めればいいんだ。



ゴージャスでエレガントなバイクだけども、
BMWの快適性能にどっぷりした僕には、9割がしんどい。

その9割が絶品。


そして、
たった一つのコーナーを、理想のフォームでラインで駆け抜ける、
それだけで残りの1割が10割になる。



そう、全部が楽しい。

これだからバイクは良い。

今夜もコーラが旨い。




=REI=