![REI OFFICIAL BLOG 「Ebony and White ash」 Powered by Ameba-090918_230042.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20090919/00/rei-pilot/95/48/j/t02200293_0480064010256364300.jpg?caw=800)
スタジオで曲作りをしてきました。
安産です。
ANGZANG。
いちいちスペルにGを入れちゃうくらい。
あんぐざんぐです。
普段弾いてないフレーズがぽろっと出る。
ギタリスト二人で曲作りする面白さ。
俗に言う、化学反応?
使い古されて好みじゃない表現だけど、
言い得て妙ってやつ?
ところが、事件は会議室に似たスタジオで起こる。
最近、小さなレコーダーを導入して、
スタジオの音を一通り録ってるんだけど、
今日に限って操作ミス、出ました、気持ち良くてうっかり。
いい曲が出来たのに記録できず!
不在のメンバーにデータを送れず。
難産に見せ掛けて生まれもしない日に操作ミスしろよ、
マジですかなぜですか今日ですか(笑)
なにより、帰ってから家で聴いてみる作業が出来ないのがつらい。
さっきあんなに燃えたものが冷静になるとなんともなかったり、
まあこんなもんかなんて作ったものが、実は最高だったり。
音楽は主観を吐き出すものだけど、
人に聞いてもらいたい場合は客観的な視点が必要。
そしてギターを替えました。
選手交代。
エースに代わりまして、元エース。
EMG81を積んだ重めのスワンプアッシュのストラトから、
ダンカンEVHを積んだ重めのホワイトアッシュのエクスプローラに。
今の手持ちのギターの中では古株、そして最長老。
年輪を重ねたボディがよく鳴ること。
経年変化が良く作用してニンマリ。
バッキングに力が入る。
今日のアンプはトリポーレック。
音作りがちょうど決まったのか、ここ最近で最もいいバランスで鳴った。
スタジオ後にまた食べた櫻屋の厚焼きたいやきが倍おいしい。
三週間に二回は食べてます。
話は戻ります、
やっぱり一番付き合いの長いメインギターが結局は、
巡り巡ってそこが帰り着くところ?
ボディ材がアルダーのギターを投入か?なんて悩んでたけども、
なんだなんだ答えそこじゃないのってね。
ずっとそこにあるんだねー。
550km瞑想ツーリングで頭がすっきりした?
思い返せば、このエクスプローラにたどり着くまで紆余曲折したものです。
ギターは全てワンオフのオーダーものを使ってきてるけど、
最高の自分仕様を作ってるつもりが、
実験に終わったものもあれば、
心が離れることもしばしば。
ESPというメーカーはなんでも作れる代わりに、
自分が冒険しすぎることが出来ちゃうので両刃の刃。
エレキギターの歴史は年数としてはまだまだ浅いけど、
楽器としては完成の粋まで熟しているように思う。
フルートは金属だけど、金管楽器ではないんです。
木管楽器なんだね。
それは最初が木で作られてたから。
だから今でもカテゴライズは木管楽器。
エレキギターにデジタルや新しいマテリアルが使われることはあっても、
取って代わることは絶対級にないと思われる。
フルートのようにはならないと思ってる。
子供の頃にフルートを習った思い出より。
そして、またまた話は戻り、試行錯誤のギターたち。
初めてのちゃんとしたギター、ランダムスター。
のちにルックスがつらくなった(笑)
キングV、USAサイズのボディ。
メイプルボディが意外に太い豊かな音してたんだけど、
またルックスが恥ずかしくなる。
学べ自分(笑)
バイクでコケたときに背負ってて、脊髄を守ってくれた。
命の恩人かもしれない。
クルマでスピンして自爆したときにトランク内で暴れ、
鉄板を突き破る、さすがハードロックメイプル。
メイプルって木はそれだけ硬い。
だがしかし、むしろ不吉?とドナドナ。
白いレスポールカスタム、ロングスケール。
ザックワイルド先生にドンハマリした時期に、
ちょうど藤木直人さんが白いレスポールカスタムを弾いてるのを見て、
その反則的爽やかさに負け、じゃぁおーれもって乗る(笑)
アーチボディが体に合わずEMGに換装する前にドナドナ。
今では有名ミュージシャンの方の元で活躍中。
行くべきところに行ってくれて嬉しいね。
ヴァイパー、エクストラロングスケール。
ロングスケール以上、スーパーロングスケール未満。
結局、ネック長い、指が届かないコードが出た。
そして特重のボディ材にこだわり、重くなりすぎた。
やり過ぎに注意という教訓。
これもアーティストの方が使ってくれてるとか。
自分で体感しないと本当のところでは分からない。
人の話を素直に聞けるのって素晴らしいと思う。
でもね、自分の手を汚す、自分で痛い目に遭って責任を取る、
そうしないと身にならないことってある。
そうやって選抜、自然淘汰されて残ったギターが今の手持ち4本。
何度もブログに登場する、僕の体の一部たち。
ところが、アッシュボディはちょっと違うのかも?と悩んで数ヶ月。
アルダーに浮気する?
悩んだら、もう実験しないと気が済まない。
エクスプローラボディ、ストラトボディ。
それぞれでダンカンEVHとEMG81で切り分けはしてる。
だけども、思い切ってボディ材を変えてみるという説が浮上中。
そんな中で、今日の元エースが大活躍。
でも、エクスプローラは低く構えるべしという法律があります。
そうしないとジェームズ・ヘットフィールド大統領に消されます。
ここ3年ほどの僕はストラトを高く構えてる。
おかげでストレッチコードが楽に弾ける。
それでも両手首の腱鞘炎が悶えるので、サポーターが命綱。
低く構えたエクスプローラではそれはもうひどく弾きにくい。
手首が脱着式になってもげてしまう。
ストラトでエクスプローラの音がしたらいいのになんて無茶ぼうや。
ボディの体積が違い過ぎて無理だろうなぁ。
ESPなら出来ちゃうかもしれないけどね。
と、今夜も妄想で午前3時です。
脳内ワンダーランド。
=REI=