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昨日のボヤキから、こりゃあKTM RC8Rを試乗しなきゃと、
不思議と歴史的使命感に駆られ、KTMお台場店へ。
なにやら今月末までは試乗キャンペーンをやってるとか。



すみませーん、試乗したいんですがー、一応見積りもー、
はーいお待ち下さい、(見積書が出る)
どうも、では試乗を、
あー今は車体が他の店舗に行ってるんです。
…先に言ってください。



そんなもやもやを大好きなお台場の景色で癒す(笑)


しかしながら、RC8R、さすが。
めちゃめちゃかっこいいじゃない。
他で似たものがない。
本当に唯一無二。
作り込みもいい。
質感もある。



その帰り道に、ついでにYAMAHAディーラーに寄る。
YZF-R1のブラックとホワイトが見たい。


ブラックかっこいい!
ワルそうで速そうで。
残念ながらホワイトはなく。


試乗もお願いするつもりだったけど、
コストなりの作り込みで燃えず。
乗ると素晴らしいんだろうけど、
レバーやボタンのタッチ、
塗装や溶接や部品の細かい処理が、
やはり日本基準。


それこそKTM RC8RやDUCATIやBMWと、
海外の土壌でガチンコに戦える程度の同じクオリティが見たい。
日本の本気、ね。


定価がガツンと上がったっていい。
欲しい人はいくらでも結局買う。
趣味性の高い遊びで、その中でもさらに特異な立ち位置のもの。

ブランド料はいらないからね(笑)


日産GT-Rだってもっと高くたっていい。
買えなくたっていい。


そのラインの乗り物は夢を撒き散らして走って欲しい。
それ相応の撒き散らし方やオーラを纏うには妥協は許されない。


例えば同じカテゴリのものは、
あらかじめメーカー間で定価の紳士協定なんてどう?
レースのレギュレーションみたいに定めてしまう。

bimotaやAGUSTAは別腹にしよう(笑)


安くて速いのが日本製の個性だとは思う。
それは残したいよね。
そこでラインが二つあれば楽しい。


最低価格で最高性能を目指す。
相応価格で最高性能を達成する。


自分でチューニングすればいいんだけど、
メーカーでやってくれてると安心感が違う。


ぜひ見てみたい。
YZF-R1やCBR1000RRの開発者の本音版。
打倒RC8R、打倒1198S、打倒S1000RR。


台数限定でもいいから作ってみて欲しいなー。
定価は全部均してさ。


そうやって徐々にセンスやクラスを身につけていって欲しい。


そうすると、
トヨタからフェラーリみたいなクルマが登場するかもしれない。
日産からポルシェ911GT2みたいなクルマが登場するかもしれない。
カワサキからDUCATIデスモみたいなバイクが登場するかもしれない。


日本のユーザーもメーカーも、
ゆっくりそうやって育っていけたらいいのに。


RC8RとYZF-R1だったら明らかに前者が欲しいのは、
日本人としてなんだか悔しくてね。


そんなライダーのぼやき、二日目でした。




明日からは天気がいい模様。
でも東名は乗れない。
なのにETC休日割引が適用!
うーん、悩ましい。
西ではなく、東か北に流れる?



=REI=