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さ、というわけで夜です。

晴れてました。

さて、愛車K1200Rのヘッドライトのバルブを交換したわけだけど、
明るい!!
見やすい!!

でも愛車GT-Rに付けてるBELLOFのLE MANSシリーズのHIDキットとは大差。
こちらはパワーユニットなしのバルブだけなので当然だけども。
あちらは現世を越えて地獄の魑魅魍魎までも天照"らす"大神。

でも、必要にして充分。
ここから先の光量は、公道走行にしては贅沢やスタイルの領域。

何がいいって、視界から入る情報がより正確になるのがいい!
実際の今の明るさでは照射範囲が広がることはなかったけど、
つまりその情報量は増えないけども、
情報の正確さが段違いで良くなったから、
公道テストでこんなこと言っちゃいけませんが、
コーナーにより信頼と安心を持って飛び込んで行ける!!
さらには、大きな交差点を直進で進入するときに、
対向車の右折車からさらに手前から気付いてもらえると
そう思えるのがストレートでも安心。

教習所で色々と習うけど、
実際はクルマとバイクの両方に乗らないとお互いの特性は分からない。

バイクってクルマより小さいから、まだ遠くにいるだろうと思われて、
スピードの誤認知をされて右折車が飛び出てきちゃって、
ライダーからしたら、
「おい、そこで出るのかよ!」
ってシチュエーションはよくある。
焦るんだこれは。
ヒヤヒヤしながら急ブレーキかつシフトをガツガツ下ろしていく作業。

これなら運転のスムーズさに違いが出る!

と、正確な比較ではないけど、
普段25分の道程を20分切るタイムで駆け抜ける歓び出来た。

さて、後日、純正バルブとPIAAバルブの実地比較をしよう。
その場でバルブを両方試してさ。
違いを具体的に見てみたい。
HIDには敵わないけども、果たして4000円で解決(納得)出来るか。


ところが、人間とは我が儘なもので、
K1200Rを買ったときは、ディーラーで
「ノーマルにしちゃ結構明るいすね、このままでもいけそう」
なんて話をしてた。

クルマで強烈な明かりに慣れたもんだからやっぱ我慢できない。
夜中超長距離"瞑想"ツーリングにまた行きたいと悶々として一年弱。
土日ETC1000円が始まった今、言い訳はできない。
それに向けての準備という大義名分を盾に施工を決意した今朝。
(ホントは休憩がてら開店5分前のライコランド東雲に寄っただけ、笑)

夜中に淡々と高速を走り、瞑想をエンジョイしていると、
都市部を離れていくたび、街灯がプアーになっていく。
やっぱり明かりが欲しいなと…。

人間、思ったら負け。
心は頭に勝てない。

さあ、このハロゲンバルブ。
どの程度のシゴトをしてくれるかな?
僕の心を満たしてくれるかい?
それとも次の欲望レベルへのイケナイ掛橋となるのか?

次回、新旧バルブを比較テストしましたの巻きまで
回答を延ばすこともあるまい。

お応えしよう。

それはもう
欲望の渦でドロッドロですから!!
HID欲しい!!

でも買わない。
絶対買わない。

このハロゲンバルブが切れたら考える。

もしくはK1200R仲間が実験導入して、
優秀な成果を叩き出した馬鹿安価なHIDキットなら考えないでもない。

まあ、ひとまずは充分であります。


K1200Rの問題はヘッドライト欲望の歯痒さにはない。
問題は扱い切れないパワーにある。

モアパワーモアトルクが信条の僕でしたが、
走り屋協会に走り屋免許を返上します。
扱い切れなさはこれくらいでいいです。
これ以上の扱い切れなさは困ります。
これくらいのパワーを使い切らないのが、
僕の贅沢のちょうどいいところです。
ナマ言ってすいあせんした。

数段上の明るさを手に入れて、
さらなる明かりの獲得に乗り出す予定はないものの、
視界が良好になることで、BMWのエンジン屋魂を見せ付けられる、
この漫画のような兵器的パワーがほんの少しだけ手の内に入った。
(より安心してライディング出来るという間接的な意味でね)

さらなる明かりが乗りやすさに好影響を及ぼす、
そういう観点では気になって仕方がないが、
公道で素人の僕が安全に楽しくゆっくり遊ぶには
ここらで充分ですと手打ちにしましょう。


さっき言ったけど、
人間、思ったら負け。
心は頭に勝てない。


絶対にいつかHIDキットをぶち込むことでしょう(笑)

GT-Rのをもぎ取ってK1200Rに付けてあげる?

まあまあ喧嘩するなよ。


いつかやりたい作業を残しておく、
それも長く乗る楽しみ。

一年半で8000kmの思い出を刻んだ愛車。
さあ、あとどれくらい付き合ってもらえるかね?

たかだかバルブ交換でこんなに楽しい。

春がやっぱりそこここに来てるようです。
頭と心の回転がなめらか。



=REI=