昨日、夫の中学の同級生であるOさんがわざわざ訪ねてくださいました。
Oさんは、建築士なので現在福岡から栃木の宇都宮に、この震災での建物の被害状況や建物の評価のために滞在しているそうです。4月中は栃木で、その後は仙台に移動する予定とか。
震災で建築士の数が足りないので、全国から被災地に集まっているそうなのですが、原発の事故もありなかなか人が集まらないのも現状だそうです。
夫「久しぶりやねえ。」
倒れてから、夫の口から博多弁を聞くのは初めて、1月に弟が来た時もまだうまく話せませんでした。
夫の出た中学の同窓会の話。(福岡の警固中というところだそうです)友達が市会議員に立候補して惜しくも次点だった話。
Oさん「ムサシくんが出た高校も、綺麗に建て替えしたみたいよ。」
夫「知ってる。親が今西新の駅の近くにすんどるけん、その時みた。」
Oさん「西新ゆうたら、Sくんがあの近くにすんどるとよ。」
夫「若い奥さん、もらったやろ。」
会話も、ビックリするくらいスムーズ。

Oさんは、夫が倒れたと寒中見舞いでお知らせしてから、いつも励ましてくださって「ムサシくんは、頭も良かったし、頑張り屋さんだったし、詰将棋なんか誰にも負けないくらいやった。だから絶対大丈夫ですよ。」と、自分に言い聞かせるようにかけてきてくださった電話が今でも忘れられません。

Oさん「ようここまで頑張ったね。次は博多であおう。皆でまっとうけん。焼鳥食べて、ラーメン食べいこう。」
夫「絶対。博多に帰るから。リハビリ今以上にがんばる。」

Oさんが来てくださったことが、夫にとってとてもいい刺激になりました。
Oさんから、ご自身が設計に関わった明太子やさんの明太子をお土産に頂きました。
長くこちらに居るので、わざわざ取り寄せてくださったのだろうと・・・・。
とても、美味しくて、家族全員それだけでご飯が進みます。