ここ、二週間ぐらいの出来事ですが、杖で歩きながら左足が自分で出せるようになってきました。
まだ、目標のところに足がいかなかったり、高次脳機能障害があるので調子の悪いときもありますが、確実に杖、左、右、という流れができてきました。
ベッドサイドで、「左足が出るようになりました。」と、映像を載せてから4ヶ月。その間3週間の入院があったりもしました。
半年前、水頭症の手術以前は、車椅子に座っているだけで痙性がひどく、左足がガタガタしていて、静めるのに大変だったことを思うと、本当なら、もっと「杖で歩きながら、一人で足が出るようになりました(^^)/」と、嬉しいブログですが、ここ4ヶ月の毎日の夫の努力を思うと、本当にカメのあゆみ。
そして、途中でリハビリをやめてしまったら、すぐ元に戻ってしまう。ということがよく分かります。
毎日、ベッドサイドで、まずは左足を出す練習。その後、左足で立って右足を出したり引っ込めたりする練習。
次に、装具を付けて同じ練習。これを朝昼晩と3セット。
おきたときには、動かない左手をベッドの上に置いて、右手を添えて体重をかける練習。左手と右手を組んで前に出す練習。
寝るときには、ベッドに横になって腰あげや、左足を上げたり、開いたり、寝返りの練習をしたり、体育座りの練習をしたりと、毎日休みなく続けてきました。
多分、高次脳機能症害があり、ちょっとしたことで疲れてしまう夫にとっては、アスリートに勝るともおとらないリハビリの毎日だったと思います。
昨日、障害者センターの職員の方と、お話しする機会があり「皆さんは、今日ちょっと疲れているからリハビリをお休みしたい。とおっしゃるのに、ムサシさんは、自分から進んでやります。っておっしゃいますよね。頑張り屋さんですよね。」
最近の夫の口癖は「このままで終わるものか。」です。
脳が傷付いても、本来の性格はそうそう変わらないのかも。と思うようになりました。
歩くときは、私が後ろで押さえていないとまだ恐いので、なかなか映像をアップできませんが、こんど子どもに撮ってもらって皆さんにお見せできれば、と思います。