昨日は夫を連れて、末娘うっくんの学資保険の満期金を受け取とるために郵便局に行って来ました。

自分たち家族で、こつこつ積み立ててきた満期金を受け取るのに

本当にドキドキでした。


実は、学資保険受け取りにはいろいろあって・・・。

3年前、夫が倒れてから1ヶ月、長女サラと二女うっくんの学資保険が、満期と途中受け取りの通知が来ていました。

郵便局に行ってみると、夫が倒れて意識もないため、受け取れないとのお話し・・・。

指定代理人に私がなっていなかったために、「成年後見人制度を行なって下さい。」

と,言われてしまいました。


成年後見人制度の手続き行なうには、八王子の簡易裁判所まで行かなくてはならず(今は立川にもできたようですが)

最初、言われたときは、夫の生死がどうなるかも分からないときに、郵便局まで来るのもやっと、ましては八王子にまで・・・・。

でも、入学金は待ってくれず。意を決して八王子まで。

行って話を聞いて、沢山の書類をいただき、我が家の財産全てを裁判所に提出すること、毎年我が家の収支報告を裁判所に提出しなくてはいけないこと、夫の選挙権はなくなってしまうことなどの、話がありました。

今だったら、もう少し冷静に聞けたのかもしれませんが、200万円の為に(しかも、家計を切り詰めて夫婦で積み立ててきたお金)どんどん夫という存在を、私の手でなくしてしまうような気がしました。

裁判所の方も「どうしてもこの200万がなくては、やっていけないというのならお薦めしますが、貯金もあるようなので、もう少し待ってみては如何ですか?」と、おっしゃってくださいました。

結局、夫のお友達の協力もあり、大分意識がハッキリしてから郵便局の方に病院まで来ていただき、無事に受け取ることができたのは、もう夏も間近だったと思います。

その時も、声を出すことができなかったので「はい、いいえ」のボードを作って、指でさしてもらうことに・・・。

調子の良いときは、できたのですが、調子の悪いときはできなかったので、本当にうまくいくかどうかドキドキでした。

その後、お友達になった方が、(やはりご主人がくも膜下出血で高次脳機能障害です)一番高額の生命保険を受け取るために「成年後見人」の手続きをしたとおっしゃっていました。

収支報告をきちんと出さなくてはいけないので、司法書士の方にお願いをして年間30万くらいの出費があること。

でも我が家の家計がよく分かり、これからのことも相談できるので助かっているとも。

また、電話などのキャッチセールスで、ご主人が契約したとしても無効になるなどのメリットもあるとも。


成年後見人の手続きが始まるまで、一度選挙があって、ちょうど20歳を迎えてお嬢さんと3人で、選挙に行き「これで3人で行く選挙は、最初で最後なんだ。と思ったらやはり少し悲しかった。」

とも、話してくださいました。


昨日は、夫と行く前にシュミレーションをして、いざ、郵便局に・・・。

意外とあっさり手続きが済んだのでホットしました。