夫が、倒れてから明明後日で3年になります。

あっと言う間だったような、長かったような・・・。

でも、その時生まれたお子さんは、もう来年の春には幼稚園という子どもさんもいるでしょうから、やっぱり3年は長いですよね・・・。

最初、娘からの「お父さんが倒れて救急車で運ばれたって。」と言う電話から全てが始まりました。

その日は土曜日だったので、二女のサラは駅に向かう夫と学校帰りすれ違っていました。「立川に行ってくるね。」と、さっき話したばかりの父親がそんなことになるなんて信じられず、最初病院から電話をもらったときは、今はやりのオレオレ詐欺だと思ったそうです。「信じてもらえないのは、よく分かりますが、お父さんが大変なことになっているので、お母さんに連絡してください。」と、言われて初めて事の重大さを思った。と言っていました。今思えば、二女は、昔の夫の最後の姿を見ているわけですね・・・。


病院は、必死に主人の電話から、Homeで入っている電話番号と、同じ名字の電話番号に電話をかけていたようですが、私の電話は名前で入っていたので、私が知ったときには、九州の親や弟、叔母まで大騒ぎになっていました。


娘から電話をもらって、病院に電話を入れたとき「今までどんな病気にかかっていますか?」の質問に「3年前に脳下垂体腫瘍の手術をしています。」

「どこでされましたか?」

「○○総合病院です。」

「では、カルテがあるそちらの病院で受け入れられるかどうか、連絡してみますのでしばらく家で待機してもらって良いですか?こちらから連絡します。」


その時に「健康診断で、心臓肥大と言われています。」とか、「母親が大動脈乖離で2年前手術を受けました。」とか、話していれば、もっと早くに大動脈乖離ということが分かって、これ程脳梗塞が広がる前に、適切な処置を受けられたかもしれない。とか、たらればの話ばかり思いますが・・・・。


でも、病院に行って、夫の姿を見るまでは、倒れたかもれないけど、そんなにひどいことになっているとは夢にも思いませんでした