そう、藤井さんにとっても、チームにとっても、今その内容如何より、求められるのは結果なのかもしれない。

その意味においては、昨日(28日)のペナントレースの今季ラスト登板、結果はついてこなかった。



けどね・・・

すごく自分勝手だけど、私としては大満足。(*゚ー゚*)

もう今年はないかも・・と思っていた先発の機会が与えられたこと。

前回の登板が、本人にとってもファンにとっても、納得いかない不完全燃焼なものだったから。


昨日は・・・藤井さんらしいピッチングで・・最初から飛ばしまくって・・

被安打は多いけど(^▽^;)、ピンチを3併殺で切り抜ける!ってまさに藤井の真骨頂じゃないですかっ!

しかも無四球ですよ。(←これは藤井らしくない、かな(^▽^;))


藤井さんは、この大一番の戦いで、先発の役割を十分に果たしました。

だから私は満足なのです。(*゚ー゚*)


正直、その後のことは、私としては「もう知りません・・(・・;)」って思ってます。

ただ、今回の投手交代については納得です。少なくとも、前回のときのような不信感や虚脱感は感じなかったし。

イニングのはじめからだし。采配や中継ぎ陣に不満はありません。


誰だって打たれるときはある。それはしょうがないこと。

(ダルさん風に言えば・・・「藤井さんは持ってる!けど、他の人は持ってなかった・・」ということ?!)

打線もね、打てないときは打てない。それは相手が一枚上手だった、ということ。


ホントはね、もうCSなんか行かなくていい、と思ってました。

そこへ行けたとして、藤井は必要とされているの?とか、もしまた『結果』がついてこなかったら、なんだかんだ言われるんでしょ?とか、いろいろ考えちゃって・・・。


でもね、あかねさんの記事 読んで思い出しました。(ごめんね、勝手に引用!)


「藤井さんがスワからいなくなる。ファイターズの人になる。」

そんな私たちにとって、とてつもない悲しみの中で、唯一の希望は

「ファイターズなら日本一を狙える」

それだけだったな、って。


そんなチームにエース級で迎えられる(ま、最初の構想では・・・)、それは藤井さんにとってみれば、ものすごく名誉なことであり、チャンスであり、それに比べたら、私たちの寂しさや「行かないで!」って思いは、すごくちっぽけなものなんだ、と無理矢理、自分を納得させてきたんだよな、って。


藤井さんのいるチームだから・・・CSや日本Sにも出て欲しい。

できることなら、そんな大舞台での彼の活躍をもう一度見てみたい。


そう思うようになりました。


でもそんな唯一の希望、それが叶わなくても、それはしょうがない。

今のファイターズにそれだけの力がなかったということ。ただそれだけです。



疲れたな・・・

そうだよね。お疲れさま。あなたは精一杯、頑張ったよ。


『時間を戻したくても 戻せない』

時間が戻せるなら、あなたはいつの時点に戻りたいんだろ?

この試合のどこかなのか、それとももっと前なのか・・。


『溢れてくる気持ちは そうしようもできないから』

どんな気持ちが溢れでてるんだろう?

ちゃんと吐き出せてる?溜め込んでない?


『たくさんの声 ありがとう』

こちらこそ、ありがとう。(*゚ー゚*)

あなたからは、ホントにたくさんのものを貰ってるよ。


今年は今までとは違った角度から、あなたを見てきた。

今まであまり見えてこなかった、あなたの心の闇も見えた。

逆に、心が壊れてしまうんじゃないか、という状況から這い上がる強さも見えた。


私が知らない『藤井秀悟』が現れると、ちょっと寂しい気もするけど、でももっともっと『藤井秀悟』を知りたい、とも思う。


まだシーズン終わってないけど。


「お疲れさまでした。藤井らしいピッチング、見せてくれてありがとね。」って言葉を贈りたいな。


そして来年こそ・・・あなたがファイターズに行った意味を見出して、自分を納得させたい。