真珠と月の女神 | Figures of Happiness

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京都の真珠専門店

明日は中秋の名月

漆黒の夜空に燦々と光輝く月を見ていると
何だかとてもロマンチックな気持ちになりますね

ギリシャ神話に登場する
光明の女神アルテミスの標徴は
「弓矢」「額の三日月」「松明」そして「真珠」です。




月の女神はもともとセレネですが
後にアルテミスやヘカテと同一視され
3つの顔を持つ女神とされました。

美貌の持ち主でありながら
あまり色気話がなかったセレネの恋は
いつも受身でしたが、唯一自分から
熱烈に恋に落ちた人物がいます。


彼の名はエンデュミオン


セレネが出会った時には
彼はゼウスによって不老不死にされ
洞窟の中で永久の眠りにつかされていました。

彼女が接吻をしても目覚めることがなかった為
セレネは彼の夢の中に入り込み
抱擁を交わしたそうです。

そして二人の間に50人の子を授かりましたが
その後もセレネの彼への愛は
永遠に枯れることがなかったそうです。



月の淡い白色は、母性を表しています。
そして真珠は「月の雫」とも言われ
月と同様に母性を意味します。


明日はこの柔らかな母性の光を身に纏いながら
月を愛でてみてはいかがでしょうか。


きっと優しい気持ちに包まれるのではないでしょうか。