キッチンまいの野菜のお勉強～Vol.4

こんにちは～

みなさま、GWは楽しく過ごしましたでしょうか！？

私はというと、東京にいるYOGA仲間が二組も(しかも同日！)
サプライズでリハロウに来てくれて、
とってもテンションが上がってました


さてさて～

そんなGW中、多くのお客様がリハロウのテラスやカウンターから海を眺めていると…

「あ、パイナップルだ～！！」

「…ん？あれ？　パイナップル…じゃない…」

なんてお声もよく耳にしまして、
その度に説明しておりましたが

そう。あれはパイナップルではなく、

アダンの木。


アダンの木の写真は、昨日のよしみ's ブログに載っていますので
チェックしてくださいませ～！！


ということで、今回はアダンについてのお勉強です





リハロウではガーリックシュリンプや、
素揚げ野菜カレーなんかに入っていますね


でもなんか違う…？

実は

あのパイナップルのように見えるアダンの実は、
私たち人間が食べるものではないんです!!!


今リハロウの庭に生えているアダンの実も熟して濃い橙色になって、
とーってもおいしそうには見えるのですが、

あれはカラスやヤシガニの大好物だそうで

あまーい香りもするらしいのですが（…木が高くて私には匂えない）
実際は無味で、繊維だらけ。
とても食べれるものではないらしいです


私たちが食べているのは根っこの部分。
わしゃわしゃ生えている葉っぱの芯の柔らかい部分だけなのです！

食感はまるでタケノコのようで、
素揚げでも、てんぷらなんかでもおいしいっ

でも、タケノコよりも灰汁が強く、下処理に手間がかかりすぎるので、
あまり流通はしていないよう。

そんなアダンが食べられるリハロウってステキだー(笑)


そんなアダンですが、
幹や葉、根からは草履や籠、バックなどが作られたり、

煎じてできたお茶のようなものは薬草療法として
炎症を抑えたり、殺菌、消毒にも利用されたり、

と古くから親しまれてきたようです


また、アダンの雄花がもつ強い香りからは、エッセンシャルオイルが作られます。

インドのキューダオイルは知っている方もいらっしゃるかもしれませんね
保湿効果が高いですよ！！

海に似合うし、無駄なものはないし、
まさに万能の植物ですね～！！


と、いうことで、
今日はアダンのお勉強でした～