VBAでマクロを作成する上で、何度も引用する事があります。
例えば、
表の記載事項をクリアーしたり、オートフィルターのフィルターを解除して全体の表を再表示させる場合、はたまた初期状態に戻すプロシージャは何度も使用することがあると感じています。
いちいちマクロを作成することも可能ですが、
VBA全体が長くなり、かつ一部修正が必要な場合に引用したプロシージャのすべてを修正する手間暇がかかります。
そんな時には、Callステートメントの出番です。
具体的に、
Sub 全消去()
Range(”A1”)=1000
End Sub
上記のプロシージャを別のプロシージャで活用したい場合には、
Sub 全体のまとめ()
Call 全消去
End sub
上記のように記載することで、『全体のまとめ』のマクロを実行することで、
『全消去』のマクロを起動させることが可能です。
何度もプロシージャを引用する場合は、Call ステートメントを活用することで、
修正する手間や間違いを防ぎ、マクロそのものも判読性が高くなります。