クルマ好き その4 CR-X Si(サイバー) | リハビリ屋のブログ

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仕事(理学療法士)関係のこと、リハビリ屋で行っている研修会のこと、そして趣味(車、バイク、スポーツ)のことを適当に書いています。気が向いたときに更新してます。以前にこちらで書いていたボクシング系フィットネスのジムに関係することは別のblogに書いています。



サイバーCR-X、就職した頃、新車がディーラーに飾られていました。エンジンや足回りはグランドシビックと同じです。全長が短くて後ろのシートは長く座っていられません。アメリカでは1マイルシートと呼ばれていました、1・6キロメートルしか身体が持たないという意味です。
基本的に運転席にしか座らないので問題なしでした。
車体は軽く、エンジンは元気、燃費良く運転席と助手席は快適。完璧なデートカーです。いざという時に後ろにシートがあるので家族を説得しやすい。価格はシビックよりちょっとだけ高い。当時のホンダは元気なクルマが多かったですね。シビック、プレリュード、CR-X、シティ、その後にブイテックエンジンが出てきて、インテグラの登場。ブイテックエンジンはシビック、CR-Xにも積まれました。
僕はブイテックエンジン(B16エンジン)よりも、Siに積まれているZCエンジンが好きでした。
低回転から、トルクがあり運転しやすいんです。B16エンジンの途中からカムが切り替わる感じも良いけど、全体的な味付けはZCエンジンが上だと思っています、今でも。エンジンのカムカバーの形状でボンネットの形が違いました。

これがB16エンジンのCR-Xです。マイナーチェンジの後、全てこのボンネットになります。これはB16エンジンを納めるためにボンネットを高くしたのです。

Siのボンネットはこれです。左側、ボンネットバルジと呼ばれる盛り上がりの部分、これがボンダのDOHCエンジンを納めているモデルの証です。古くはホンダS600の時代からの伝統でした。このボンネットのホンダに憧れていました、スペシャルな感じがとてもするのです。

1500CCのエンジンを積んだモデルはボンネットが低い。シングルカムのエンジンがコンパクトなためにボンネットバルジのように逃げが必要ないのです。

後ろのスパッと切り取られた感じは、現代のCR-Zやインサイトに継承されています。リアウィンドウが寝そべっているため、後方の視界が良くありません。補うようにハッチにガラスが埋め込まれています。このように後ろを垂直に切り取る手法は古くはイタリアのクルマで見られます。
切り取ることで連続性があるように感じるのだそうです。

サイバーCR-Xを手にいれたのは、98年か99年です。10年落ちのクルマで、カーブを曲がるたびにルームランプが点きました。ボディが弛くなってました。これも五島に持って行き、訪問リハのクルマとして活躍してくれました。
五月の連休に、このクルマに乗って下道を大分までドライブ、佐賀関で夕食を取っていました。壁に九四フェリーの時刻表が貼ってあり、11時まで船が出ていました。
そのまま船に乗り四国に渡りました。結局、連休中ずっと四国をまわっていました。

今年F1に復帰するホンダ、この頃のように元気なクルマを出して欲しいものです。