とある70代のじーさん(要介護5)。
週に1~2回、家族の介護で自宅でシャワー浴を実施している。
最近、急に浴室をリフォームすることに決まったらしい。
「俺の知らない間に既に決まっていたんだ」
とじーさんは少々ご立腹。
まだ使える浴室をわざわざ壊してリフォームすることに納得がいかない様子だ。
じーさんが
「俺が死んでからリフォームすればいい」
と妻に訴えたらしいが
妻から
「あんたが死んだら助成金が出ないんだわ」
と言い返されたようだ。
じーさん見事に撃沈。
その後、すぐにリフォームが開始された。
妻はじーさんに相談したら反対されることがわかっていたのだろう。
妻の作戦勝ちだ。
介護する家族にとって、たまにはこういう思い切った行動も必要なのかもしれない。