久しぶりになります。
来年度の準備などであっという間に新年明けてしまいました。
今年はより大変になりそうですが、その分たくさん努力していきたいと思います！！
さて、今回は３月の精神科セミナーに向けて、、、
精神科病院の身体合併症治療の重要性を考えていきます！！
高齢化の急速な日本では、精神病院でも身体合併症が増加することになります。
したがって、現在中心的に勧められている「地域移行」の実現のためには、身体合併症のリスクを十分に配慮しなくてはいけなくなります。
しかし、現状の精神科病院の体制（診療報酬や業務内容、マンパワーなど）では、身体合併症までまわらないというのが文献などを見ても多いです。自分の勤め先も然りで、歯がゆい思いをすることもあります。
個人的にはこのままではという気持ちが強いので、日本での対策について調べたものを紹介します。
愛知県の身体合併症対策について、
救急病院と精神科医療機関との縦の連携を想定したスタイルの（あいちG-P）を２０１１年より先行して取り組んでいて、仕組みの新しいところは、ネット環境や携帯電話などを利用した２４時間体制の連携だそうです。この連携により、精神科合併の救急病院から、身体疾患提携病院や精神科単科病院へつなげやすくするそうです。しかし、これから増加する身体合併症の対策としては、入り口が狭いため、単科の精神科病院でも合併症に対応できる「小総合病院化」も必要だとのこと。整形外科をもつ精神科病院もあり、各施設の中間として連携する地域もあるそうです。
個人的感想として、精神科単科の病院でも作業療法というリハビリに取り入れられるといいなと改めて感じました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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