こんにちは!たっくです!

 

前回は、共用廊下の悪い点ばかりをお伝えしましたが、良い点もたくさんありました!

 

結論から言うと、倒を予防できる点で快適な環境ではないかと、たっくの個人的な意見として思います! 

 

 

高齢者や杖を使って歩行される方など転倒リスクが高い方にとって、転倒予防は必要な視点です。

 

そこで今回は、たっく宅の「共用廊下」転倒予防に良いと思った点をご紹介させていただきます!

 

今回の記事を読んで、賃貸住宅を選ぶ際に少しでもご参考にしていただけると幸いです!

 

目次: 

良いと思う点①:滑りにくい床

良いと思う点②:持たれやすい壁

良いと思う点③:適度な廊下幅

良いと思う点④:玄関からポストが近い

良いと思う点⑤:滑りにくい床

 

 

 

 

 

  良いと思う点①:滑りにくい床

 

たっく宅の共用廊下の床は、このような感じとなっております。

 

 

床材は、300mm×300mmのタイルが使用されています。

 

表面は石のように固く、凸凹した素材となっています。

 

※この床の素材や品名をご存知の方は、ぜひご教授いただけると幸いです(^人^)

 

 

床が良いと思ったポイントは、「滑りにくさ」です!

 

こちらの共用廊下の床は、表面が凸凹しており歩いても滑りやすさは全く感じませんでした!

 

さらにたっくの体感では、床が濡れていても滑りやすさはあまり感じませんでした!

 

屋外アプローチなどの床は、表面の荒い仕上げにすると滑りにくくなると言われています。

(福祉住環境コーディネーター検定試験2級 テキスト&問題集/成美堂出版)

 

そのため転倒予防の観点からすると、とても滑りにくくて歩きやすい床であると感じました!

 

 

 

 

  良いと思う点②:持たれやすい壁

 

たっく宅の共用廊下の壁は、このような感じとなっております。

 

 

 

表面は凸凹しています。触ってみると少し硬いゴムのような素材となっており、石のように硬くはないです。

 

また、格子状のように溝ができており、溝の幅は10~20mmほどあります。

 

壁が良いと思ったポイントとして、「手で持たれやすい)」と思ったからです!

 

 

疲労が溜まっている方、足腰が弱くなっている方は、壁を手で持たれて歩いている場面を多く見かけます。

 

また、立ちながら作業をする時(重いものをとったり、床の物を取ったりする時など)も、自然と周りに持たれている場面が多いです。

 

そのため、日常生活の中で、手で持たれることは、意外と多かったりします!

 

共用廊下で歩いている時のことを想定すると、例えば屋外から玄関まで歩くときに手で壁に持たれながら歩く玄関のドアを開ける際に壁に持たれながらドアを開けるなどの場面が想定できます。

 

 

手で持たれる際に気になる点として、滑りにくく、怪我をしないような素材なのかと言う点です。

 

手で持たれる対象物が鋭利で怪我をするほど凸凹であったり、ツルツルして手が滑りやすい素材だと、安心して持たれることができなくなります。

 

たっくの実家のマンションの壁は、塗料がとても荒く塗られており、表面が鋭利状に凸凹しています。

 

そのため、歩いているときに手の甲が壁に当たり、怪我をする事がよくありました。

 

たっく宅の共用廊下の壁は、ゴムのような少し柔らかい素材でクッション性があり、手の衝撃を吸収することができます。

 

また壁の溝に指を引っ掛けることができるため、とても持たれやすい壁だなと思いました!

 

 

これらのことから、手で触れても怪我をせず、手が滑らない壁が重要なポイントかと思いました!

 

 

 

 

  良いと思う点③:適度な廊下幅

 

車椅子ユーザーがスロープを使用する場合は、不十分な廊下幅となっていますが、車椅子を使用しない方にとってはどうでしょうか。

 

在来工法による木造住宅では、通常の廊下の有効幅は750~780mm程度と言われており、その幅は、自立歩行が可能な方は十分歩行ができます。

 

また、体を支えてもらいながら歩く方は、1.5人分の廊下幅が必要とされていますが、通常の廊下幅でも問題ないとされています。

(福祉住環境コーディネーター検定試験2級 テキスト&問題集/成美堂出版)

 

たっく宅の共用廊下幅は1500mmあります。

 

そのため、一人で歩行が可能な方や、体を支えてもらいながら歩く方、買い物帰りに両手で荷物を持った状態の方でも十分な幅であると言えます!

 

  良いと思う点④:玄関からポストが近い

 

たっく宅の玄関とポストの位置関係は、このようになっています。

 

※一部画像を加工しております。

 

周りの環境を確認すると、階段の手すりなど、周りに持たれながら歩くことができるため、転倒を予防する点で良い環境であることがわかります。

 

 

しかしなぜポストが近いことが良い点なのでしょうか

 

 

それは、今まで作業療法士として働いてきて感じたことなのですが、高齢ということもあり一人で遠くへ外出できない方でも、せめて少しでも外出する目的で、毎日ポストを見に行くという習慣がある方を多く見てきました。

 

ポストを見に行くことは、たわいもない作業です。

 

しかし、遠くへ外出ができない方にとっては、少しでも外の空気を吸って気分転換になる機会となり、かけがえのない作業であると考えております。

 

そのため、ポストを確認する作業は重要かと思われます!

 

しかしポストを確認するには、屋外へ出る必要があり、それに伴い転倒リスクも増えます。

 

そのため、玄関からポストまでの環境は、なるべく転倒リスクが少ない環境の方が良いと思われます。

 

そういった点で、たっく宅の玄関からポストまでの距離は近く、周りに手で持たれるところがあるため、安心してポストを確認する作業ができます!

 

その点で良いポイントかと思いました!

 

 

  まとめ

 

賃貸物件を選ぶ際に見落としがちな共用廊下ですが、細かく見ていくと意外と注目するポイントがたくさんありました。

 

たっくが、この家の内見をした時、ここまで共用廊下のことを考えていたかと言われると、全く考えていませんでした。

 

共用廊下は、家から出て最初に過ごす屋外空間となるため、より安全性が求められる環境となると考えます。

 

そのため、皆様もぜひ共用廊下について考えてみてもよのではないでしょうか?