誰もいない国
遠くに見える白い雲
幼い頃の記憶
ここは 神の足下
照らすのは太陽
ビルの波間を抜け
陰を踏みながら歩く
水のない海
真昼にみえた月の様に
夜を待つ 私たちの国
見上げた電線の上の空は
ただ、広く青かった
神が与えた奇蹟みたいに
誰もいない公園
壊れたすべり台
ここは君の庭
満たすのは願望
廃墟が入り組む路
手を繋ぎながら進む
音のない街
鬱屈した世界に咲く名もなき花
見つめる想いを許して
陽を望む 誰もいない国
ただ、儚く消え去った
君が歩いた軌跡みたいに
静かに刻む時間
水面に波紋を描き
二人 落ちていく
水のない海
真昼にみえた月の様に
夜を待つ 私たちの国
見上げた電線の上の空は
ただ、広く青かった
音のない街
鬱屈した世界に咲く名もなき花
見つめる想いを許して
陽を望む 誰もいない国
ただ、儚く消え去った
星が砕けた輝石みたいに