第2部 第7章 〜噂の転校生〜 普通の男子高校生の普通の三年間 | 〜普通の男子高校生の普通の三年間〜

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文化祭が終わり、学校に転校生が2人来るとの噂が流れ出した。

高校に入ってから転校生が来たことがなかったのでみんなの注目度は高かった。
しかも2人とも女子ということだ。

9月半ば、ある日のHRで
「今日から転校生が2人来ます」
と担任から連絡があった。

隣の隣のクラスに1人目の転校生を見に行った。
……ノーコメントで←

隣のクラスに2人目の転校生を見に行った。
………












めちゃくちゃかわいくないかw
例えるならテレ朝の森葉子アナをもっとかわいくしたような感じ。

一躍学年の注目の的に。
しかも見た感じスタイルが良い。

僕らの学校は9月下旬まで水泳の授業があった。
隣のクラスに転校生して来た森。
水泳の授業は隣のクラスと合同なのである…←


待ちに待った水泳の授業。
僕ら男子の話題は森の水着姿で持ちきり(笑)

水泳の授業が始まる。
森は予想通りスタイルがめちゃくちゃよかった。
出るとこは出て引っ込むところは引っ込んで←

僕は下半身が反応しないように直視することを避け、
危なくなったらぺったんこのニコルやマルコの方を見るようにした(笑)

ニコルとマルコ申し訳ない。。←

そんなこんなで森の評価は男子の中でうなぎ登り。


ある日、学校の帰り森が駐輪場でリュックの中を焦った様子で漁っていた。

生田「探し物?」
森「う、うん」
生田「なに探してるの?」
森「自転車の鍵。ぜんぜんみつからなくて。」
生田「~駅まで?見つからなそうだったら後ろ乗ってく?」
森「いいの?」
生田「ぜんぜんいいよ!」
森「ごめんねーじゃお願いします。」

こんな会話を交わしてニケツで帰ることになった。
ありがとう神様。
申し訳ありません警察様。

荷台に乗った森は僕の腰につかまる。
思った以上に密着してくる。
森の胸の感覚が背中に…
もちろん僕の下半身は…w

話をしてみると森は福岡から引っ越して来たそうで、博多弁が可愛かった。
そしてなんでか僕のことも知ってくれていた。

いつもは長く感じる駅までの道のりがとても短く感じた。
森が何か今度御礼したいとのことでメアドを交換してその日は別れた。


次の日森とメアドを交換したことを男子に言うと羨ましがられた。

けれど森から連絡が来たのは

明日御礼に体育のあと飲み物ご馳走するね!

というメールだけだった。

約束通り次の日飲み物をご馳走してもらった。
それからは森との交流はたまに挨拶を交わす程度になっていった。