朝日新聞ウェブ版10月20付は、「朝日新聞系の週刊誌「週刊朝日」が新党「日本維新の会」代表の橋下徹・大阪市長の出自をめぐる記事で、日本でタブーとされる同和問題に触れ、謝罪コメントを発表した。週刊朝日は10月26日号(16日発売)で「ハシシタ 奴の本性」と題する特集記事を掲載。表紙には「橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」などという見出しを掲げた。「独裁者」の異名を取るほど強い個性で人気を集める橋下流政治を家族関係などから説明する趣旨で、長期連載の予定だった。週刊朝日は初回記事で、橋下市長の父親が同和地区の出身者で、「やくざ」活動をしていたなどと言及した。日本では同和地区を指す「部落」という表現を使うこと自体がタブーだ」という記事を掲載しました。
 
朝日系のメディアが、橋本徹氏を「独裁者」呼ばわりし出自を暴露しようとしたのは、現在、社会全体で動向が注目され無党派層の票を大きく集めそうな「日本維新の会」が次回衆議院選挙でどの程度躍進するか遅くがつかず、日本社会の保守層及びイスタブリッシュメント層が大きな不安を抱いていることに一因があると思われます。日本は閉鎖的な「出る杭は打たれる」社会ですから、週刊朝日は、最近の橋本徹氏の「日本維新の会」の躍進を恐れて抑えに回ったのかもしれません。この日本社会の精神的性向は、はっきり言えば、江戸時代の武家社会に由来するものです。江戸時代の武家社会では、徳川幕府の対抗勢力はすべて除去されました。そして、実際のところ、民主党、自由民主党及び公明党等の従来の政党及びマスコミ内の保守勢力は、橋本徹氏の率いる「日本維新の会」がどの程度躍進するのか予測がつかないので不必要に不安を抱いているのだと思います。しかしながら、現実的に考えれば、次回の衆議院選のフタを開けて結果を見たら、新たに小政党が1つできる程度のことだと思います。仮に「日本維新の会が」が政権を取るとしても、それははるか遠い道のりであるように感じます。