姿勢がいいかどうか、誰が決めていますか?
整体の先生、トレーナー、健康診断。たいてい、誰かに見てもらっています。
今日は、自分で測れるようになっていただきます。
姿勢矯正トレーナー Regulusの星子豊英です。ここまで3本、間違っていたことの話をしてきました。ぜひ、その3本もご覧ください。
今日から2番目、「測る力」に入ります。指標が6つあります。全部、道具なしでその場でできます。できれば一緒に実践してください。現状の体の課題が分かるはずです。
なぜ、自分で測るのか
先に、理由をお話しします。
人に見てもらうのは楽です。でも、見てもらっている限り、通い続けることになります。「良くなってますよ」と言われても、自分では分からない。だからまた通います。
自分で測れると、ここが変わります。
昨日より動くか、先月より動くか、自分で確認できる。判断を人に預けなくてよくなります。
私は皆さんに、卒業してほしいと思っています。そのために必要なのが、測る力です。
① 手の重さ(股関節重心)
ぜひ、股関節重心を体感してください。
つま先まっすぐで、両足の間は拳ひとつ分、膝をピンと伸ばした最初の姿勢で手を振ってください。手の重さを感じるはずです。
手を振りながら、少し膝を緩めて、母趾球に乗せるようなイメージで上半身を少し倒していきます。すると、すっと肩の力が抜ける瞬間を感じます。
注意点は、骨盤は丸まらないように、お尻の上を突き出す感覚。母趾球にふんわり乗せます。力を抜いてください。
癒着がある方は、結構倒さないとこの軽さは感じられません。肩が軽くなり、カチカチと噛み合わせをしていただくと、噛み合わせも軽いと思います。
これが、重力に逆らっていない股関節重心の姿勢です。
最初は違和感がありますが、胴体の癒着を取り除き、腸腰筋や背骨が柔らかくなることで、この股関節重心のまま1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と、上半身が起こせるようになっていく。それが姿勢矯正のプロセスです。もちろん猫背や巻き肩、ストレートネック、反り腰なども解消していきます。
まずは、この手の軽さです。
② 胸の独立(腸腰筋)
少し膝を緩めて、母趾球側で立って、頭と骨盤を動かさずに胸だけ独立して動かします。骨盤や肩が動かないように。
これが、腸腰筋の動きです。
腸腰筋が活性化している方は、この動きが簡単にできます。逆に、癒着があって腸腰筋がガチガチに固まっている方は、この動きはできません。
腰椎から股関節にかけて、大腰筋と腸骨筋で構成されている筋肉を腸腰筋と言います。胸と骨盤の間にあるイメージです。ここが動いてくると、胸と骨盤が分離すると思ってください。
多くの方は、胴体がひとつの塊になっています。
さらに進化すると、鎖骨、みぞおち、おへそを独立して動かせます。前後の動きもできます。
③ 胴体のねじり(癒着)
椅子に座って、つま先まっすぐで、足と膝を拳ひとつキープして、お尻の上からしっかり前傾姿勢を取ります。どちらかの足に体重を乗せて、膝と骨盤が動かないように90度ねじります。
注意点は、骨盤は後傾しないように、膝は開かないように。
これが、胴体のねじりです。膝や骨盤が動いてしまうと、それは「ねじり」ではなく「回転」です。
このねじりと回転の違いは、とても重要です。胴体の中で、腸腰筋がグッと股関節を境にねじれています。もちろん、胴体に癒着があると、この動きはできません。
④ 胸椎の反り(胸椎伸展)
少し膝を緩めて、母趾球側で、骨盤前傾の姿勢で立ちます。骨盤が前に動かないように、脱力して反れること。
これが、胸椎の反りです。
骨盤が動いたり、かかと側にあったりすると、それは腰椎の反りです。腰に負担をかけるだけです。ブリッジができたとしても、これができなければ、そのブリッジは効果が薄いです。
胸椎がしなやかに動くこと。これが腰痛改善や呼吸改善のポイントです。あらゆるスポーツなどのパフォーマンスにもつながっていきます。
⑤ 肩甲骨の柔軟性
少し膝を曲げて、母趾球側で立って、肘を真後ろに持っていっても、逆側の胴体が動かないこと。横ではなく、真後ろです。
多くの方は、逆の胴体が動いてしまいます。これが、肩甲骨が硬くて胴体に癒着がある状態です。
これができてくると、肩こりは一生ありません。肩甲骨の柔軟性があると、肩こりはない。そう思ってください。
猫背や巻き肩があると、この動きは絶対できません。
⑥ 中心軸の四点(ゼロポジション)
見るべき点は4つです。
- 首の根元
- みぞおちの中心
- 骨盤の中心
- 足首の根元
この4つが一直線で揃い、骨盤は前傾で、足の裏はフラット。肩は下に下がり、背中側にあります。
この姿勢ができれば、重力に逆らっていないので、ふんわり立てます。そして、ふんわり歩けます。
前回お話ししたバランスボードがあれば、止まるかどうかで、もっと簡単に分かります。
6つの指標が意味すること
以上、6つやっていただきました。いかがでしたか。
これが正確に全部できる方は、Regulus姿勢矯正は受けなくていいです。もちろん、できる方もいると思います。
これが人間本来の姿勢と動きだから、痛みや不調を解消し、自然に痩せ、スポーツパフォーマンスにもつながっていく。それがRegulus姿勢矯正です。
次は「緩める力」です。ガチガチに固まって癒着している。それが痛みにつながっていきます。それをどう動くようにさせるのか。それが、次回以降の話になります。
今日の時点で大事なのは、できたかどうかではありません。自分で測れたということです。
来月も同じことができます。3ヶ月後も、1年後もできます。そのとき、自分で変化が分かります。
今日の6つを、ぜひ覚えておいてください。
手の軽さ、胸の独立、胴体のねじり、胸椎の反り、肩甲骨の柔軟性、中心軸。
次回以降、この6つをひとつずつ詳しく見ていきます。なぜ動かなくなるのか。動かないと何が起きるのか。
まとめ
最後にもう一度。
続けている間だけ調子がいいなら、それは楽になっただけ。何もしなくなっても崩れないのが、変わった、です。
今日の話も同じです。このチャンネルは、楽になる方法ではなく、変わる方法を発信しています。
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- 胸椎講座:猫背・巻き肩・ストレートネックの根本原因である胸椎の硬さを解きほぐし、上半身を自由に動かせる体へ導く講座
- 歩き方講座:日常の一歩一歩を姿勢矯正のトレーニングに変える、股関節で歩く技術を身につける講座
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