この項目は、「姿勢」と「視覚機能」の関係についてです。
私たちは日常生活の中で、スマートフォンやパソコン、読書などで目を酷使していますが、そのとき無意識に取っている姿勢が、実は視覚の働きに大きく影響していることをご存じでしょうか?
「目の疲れ」「見えづらさ」「集中できない」といった問題の背景には、単に目の問題だけでなく、姿勢の崩れが関わっているケースが非常に多いのです。
姿勢が視野・ピント調整・空間認識力・集中力にどのように影響するのかを具体的に解説し、視覚機能を高める姿勢ケアについて実践的に学んでいきます。
見えづらさ・疲れ目・集中力低下の根本原因
姿勢と視覚の関係は、単なる「見た目」や「目線の高さ」だけの問題ではありません。
目の使い方と姿勢には、神経・筋肉・重心といった多層的な要素で“密接な連動”があるのです。
特に問題となるのが、猫背や首が前に出た姿勢です。
この姿勢では、視線が自然な位置から外れ、以下のような視覚機能のトラブルが起こりやすくなります:
ピント調整が難しくなる(眼精疲労やぼやけ)
視野が狭くなる(空間把握力や周辺視野の低下)
集中力が落ちる(脳の酸素不足・視覚処理の負担増)
これらの変化は目そのものの問題ではなく、「頭の位置」「首の傾き」「骨盤の後傾」など、姿勢全体が乱れている結果として、目の使い方に影響が出ているのです。
実際に、子どもから大人まで「目が疲れる」「集中力が続かない」と訴える多くのケースで、姿勢を整えただけで症状が改善する例も多く見られます。
つまり、「視覚の問題=姿勢の問題」でもあるという視点が、これからの学習・作業環境改善には不可欠なのです。
「猫背・巻き肩・頭が前に出た姿勢」は、単に身体に負担をかけるだけでなく、視線や目の使い方そのものを歪ませる原因になります。
このような姿勢では、視線が下向きになり、本来の水平視線が維持できなくなるため、
上を見ようとすると「上直筋」
下を見ようとすると「下直筋」
という眼球を動かす筋肉に余計な緊張がかかり、眼精疲労を引き起こすのです。
さらに、重心がズレて頭が前に出ると、目の周囲の筋肉や毛様体筋、さらには頚部の神経・血流にも影響を及ぼします。
その結果、目が重い・見えづらい・ぼやけるといった症状が慢性化しやすくなります。
ここで忘れてはならないのが、「目は脳の一部」であるという事実です。
視覚情報は、目からの入力だけでなく、脳で処理される“集中力・判断力・空間認識力”と連動しているため、頭部の位置がズレるだけで、脳機能全体のパフォーマンスが低下してしまうことがあるのです。
ピント・視野・疲労の三重苦
ここでは、姿勢が崩れることで、具体的にどのような視覚的問題が起きるのかを整理してみましょう。
視野の固定化と空間認識力の低下
猫背や骨盤の後傾で頭が前に出ると、目線が下向きに固定されます。
この状態では、周囲の空間が狭く感じられ、周辺視野が使いづらくなるため、空間の広がりを把握する力が低下します。
スポーツや運転時の判断力、歩行中の危機察知にも影響します。
目線の不安定化による集中力低下
ストレートネックのように首が前に出ていると、目線が定まらず、視覚情報を処理する脳に余計な負担がかかります。
その結果、集中力や注意力が低下し、疲れやすくなるのです。
ピント調整筋(毛様体筋)の酷使
姿勢が崩れていると、目が“頑張って見よう”とする動きになり、ピント調節筋が緊張しっぱなしになります。
これが眼精疲労・ぼやけ・二重視・ドライアイといった症状につながります。
これらすべては、“目”の問題というより、「体全体の使い方が目に表れている」状態なのです。
だからこそ、視覚の改善には「姿勢の矯正」から始める必要があるのです。
姿勢が整うと、視覚機能はどう変わるのでしょうか?
Regulusでは、以下の3つのアプローチを推奨しています。
① 股関節重心での座位姿勢
股関節に重心を乗せて座ることで、骨盤が立ち、背骨・首が自然なカーブを描き、頭部が本来の位置に戻ります。
これにより、首や目への負担が減り、目線が安定し、集中力が持続するようになります。
② 時短コンディショニング
腸腰筋と背骨を正しく動かす体操、胴体を丸める・反る、ねじる、伸ばす、縮めたり、バランスボードに両足、片足でブレずに立つなど、シンプルな体操を習慣にすることで、
頭と首の位置が整い
横隔膜の動きが良くなり
脳への酸素供給が向上
結果として、ピント調整力・集中力・注意力が改善されます。
③ 学習効率・作業効率の向上
姿勢と視覚が連動することで、
視線がブレない
見ることに無駄な力を使わない
空間把握力が整う
といった“視覚の安定”が得られ、学習や仕事に集中しやすい環境が整います。
この項目を通じて、目の疲れや見えづらさ、集中力の低下といった現代的な課題が、姿勢の崩れと深く関係していることをご理解いただけたかと思います。
「目が悪い」「見えにくい」といった悩みは、単に視力の問題ではなく、首の角度・頭の位置・背骨と骨盤のバランスといった“体全体の使い方”が根本原因となっていることが多いのです。
逆に言えば、姿勢を整えるだけで、ピントが合いやすくなり、視野が広がり、目の疲れが軽減し、集中力と判断力が高まり
学習・仕事・生活すべての質が向上していきます
「目は脳の一部」そして「脳は姿勢に支えられている」
この連動構造を理解し、視覚機能を姿勢から整える新たな視点を、ぜひ日常に取り入れてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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