出張旅費規程 第○○条  旅費の種類 | 就業規則のネタ

出張旅費規程 第○○条  旅費の種類

出張旅費の種類としては、


  国内出張の旅費

  海外出張の旅費


のほか、会社によっては


  転勤の旅費


も含めていることがあります。

(転勤の旅費については別に規程を設ける場合もあります)



出張旅費の規程を設けるような会社では、普通、国内出張はあると思いますので、国内出張に関する規定は必要になります。



そして、海外出張もあるのであれば海外出張の旅費についても定める必要があります。

もちろん海外出張が想定されない会社では規定する必要はありません。


まあ、小さな会社でも海外出張がある会社は珍しくありませんし、逆に、ある程度の規模の会社でも海外出張の必要性はほとんどないという会社もあります。

ということで、海外出張の有無は、会社の規模というよりは業種によるということなのかもしれないなと個人的には思っています。



転勤の旅費については、事業所が一つだけ、あるいは複数あるけれども近隣にある、など転勤が想定されない場合は基本的に規定する必要はないでしょう。

逆に、転勤の可能性がある、あるいは、遠隔地から引っ越してきて入社する従業員に支度金等を出す、などといった場合には転勤の旅費について規定することが必要になります。



いずれにしても、出張旅費については、会社によって、何を定めるか?どのように定めるか?がけっこう異なってきます。

そのため、各会社の実情に基づいて必要な規定をしていくということになるでしょう。



以下、一般的な条文を例示します。



(旅費の種類)

第○○条

旅費の種類は次のとおりとする。

①国内出張旅費

②海外出張旅費

③転勤旅費