『未来 』―その先に何を見るのか― | 厳選解読~Mr.Children's songs~

『未来 』―その先に何を見るのか―

縛られるのはめんどくさいし、好きじゃないけど

全てが自由だと不安になる・・・


例えば長く付き合っている人がいて、別れて自由

を得れば、その分寂しさはのこる・・・

でも、2人の間の拘束を選ぶと、自分の可能性が

制限されてしまう


そんなバランスの中で僕らは生きているのでしょう

その先の未来に何を見るかが、答えを出す時に

重要になってくるのかもしれません


そんな詩を今日は解読してみます、、、


未来


可能性・・・


名前もない路上で
ヒッチハイクしている
膝を抱えて待ってる

特に当てがない毎日だけど何かを

ただに待っているだけの生活


ここは荒れ果てていて
人の気配はないし
誰もここを通らないや

でも、待ってるだけの僕に誰も

話しかけることもなく、ただただ

過ぎ去っていく毎日


進入禁止だって
あらゆるもの拒絶して
追い払ったのは僕だから

でも、考えてみると誰も来るなって

心を閉ざしたのは僕の方だったから


誰も迎えに来ない
ちゃんと分かってるって
だけどもう少し待ってたい

誰も、寄ってこないことはわかっている

けど、もう少しだけ待ってみよう~


生きてる理由なんてない
だけど死にたくもない
こうして今日をやり過ごしてる

今はただ、目的なんてなく過ごしてる

だけだけど、別につまらないわけじゃなく

ただ、ぼけっと過ごしているだけの僕


生まれたての僕らの前には
ただ果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
信じたくなくて 目を閉じて過ごしている

昔はただただ未来に希望だけを見ていて

それに向かっているだけだった、恐れること

なんて何もなかった~

でも、今の僕の見えている未来はありふれて

いて、決まりきった現実から逃げ出したくなった

だけど、何もできない僕


女が運転する
車が止まって
「乗せてあげる」と言った

でも、あるときそんな僕に声をかけてくれる

女性が現れて、付き合ってみた

孤独が怖かったから、、、


僕は感謝を告げて
車のドアを開いて
助手席に座って また礼を言う

凄く嬉しく思えたし、感謝もして

とりあえず2人で歩き出してみた


しばらく走ると僕は
硬いシートに 居心地が悪くなって

でも、しばらくするとその拘束感に

絶えられなくなってきちゃった~


女の話に相槌打つのも嫌になって
眠ったふりした

相手に合わせるのも面倒になって、

なんだか逃げたくなってしまった~


僕らは予定通りの
コースを走ってきた
少なくとも今日まで

その嫌悪感は、このままでは2人の未来が

あまりにも普通に終わることがわかったからだ

今日からもっと自分らしさを出すために動き出

そうと決心した


出合った日の僕らの前にはただ
美しい予感があって
それを信じたまま 甘い恋をしていられた
そして今 音もたてず忍び寄る
この別れの予感を
信じたくなくて 光を探している

出会った頃は2人の前には無限の可能性

しか見えなかったから無邪気に恋をして

いられたんだけど

僕が未来に向かって動き出した瞬間、

君との別れが見え隠れし始めた、、

嫌網結論は出ているけど、もう少しだけ

粘ってみた


生まれたての僕らの前にはただ
果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
信じたくなくて 少しだけあがいてみる
いつかこの僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
変えてみせると この胸に刻み付けるよ
自分を信じたなら ほら未来が動き出す
ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう


そう、何かをスタートした時にはいつも大きな

可能性を信じているのだけれど。。

そして、それを信じて実直に前に進めたんだけど

ある瞬間に余りにも現実的な可能性をしってしまう

でも、それでも少しは粘ってみるんだ

そして、今目の前にある現実をいつかきっと変えて

やると、

そして、自分を信じることさえできれば未来を

変えることができるから

今度は、何かのきっかけを待つんじゃなくて

自分から掴み取りにいこう



受身で得た可能性に対してはどうしても、納得が

いかない、諦めてしまうことが多いような気がします


自分で掴み取った未来なら、例え失敗しても

後悔はないのかもしれません


そして、今を認められるかどうかは『その先に

いったい何を見るか』にかかってるんじゃないかと

思います


Mr.Children, 桜井和寿, 小林武史
四次元 Four Dimensions

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未来
作詩 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿 編曲 : Mr.Children & 小林武史
名前もない路上で
ヒッチハイクしている
膝を抱えて待ってる

ここは荒れ果てていて
人の気配はないし
誰もここを通らないや

進入禁止だって
あらゆるもの拒絶して
追い払ったのは僕だから

誰も迎えに来ない
ちゃんと分かってるって
だけどもう少し待ってたい

生きてる理由なんてない
だけど死にたくもない
こうして今日をやり過ごしてる

生まれたての僕らの前には
ただ果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
信じたくなくて 目を閉じて過ごしている

女が運転する
車が止まって
「乗せてあげる」と言った

僕は感謝を告げて
車のドアを開いて
助手席に座って また礼を言う

しばらく走ると僕は
硬いシートに 居心地が悪くなって

女の話に相槌打つのも嫌になって
眠ったふりした

僕らは予定通りの
コースを走ってきた
少なくとも今日まで

出合った日の僕らの前にはただ
美しい予感があって
それを信じたまま 甘い恋をしていられた
そして今 音もたてず忍び寄る
この別れの予感を
信じたくなくて 光を探している

生まれたての僕らの前にはただ
果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
信じたくなくて 少しだけあがいてみる
いつかこの僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
変えてみせると この胸に刻み付けるよ
自分を信じたなら ほら未来が動き出す
ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう