『ロードムービー 』―少し先の未来― | 厳選解読~Mr.Children's songs~

『ロードムービー 』―少し先の未来―

オートバイって男にとっては憧れる時期が

ありますよね~


何か大人って言うか、自由っていうか


ま、尾崎豊の『15の夜』なんか聞いてたんで

とくにかっこよく思った時期もありました


でも、Mr.Childrenが謳うオートバイの詩は

とっても優し~い詩でした


さっそく解読してみます


ロードムービー


希望


いびつなうねりを上げながら オートバイが走る
寝ぼけた君を乗せて ほんの少しだけ急いで
月明かりが誘う場所へ

いつも少しだけ脇道にそれながら生きている

ぼ~とした君と一緒に、少しだけあせりながら

明るい希望が見える方向へ


嘆きもぼやきもため息も 風に飛んでいくよ
そして幸福なあの歌を 高らかに歌いながら
500Rのゆるいカーブへ

悩みも、文句も、苦しみもどこかへ飛び去って

2人で幸せな未来を楽しく語り合いながら

少しだけ人生の舵を切り替えたりしながら


今も僕らに付きまとう幾つかの問題
時の流れに少し身を委ねてみよう
この路の上の何処かにあるはずのゴールライン
そんなビジョンを道連れにして

今だって2人の間に問題が無いわけじゃないけど

少しあるがまま、なるがままに任せてみよう

きっと、この先に解決方法が出てくるから

って開き直ってさ~


カーラジオも無くそしてバックもしない オートバイが走る
ただ君の温もりを その優しい体温を
この背中に抱きしめながら

特に特別なことも無い、ごくごく平凡な二人で歩む人生

ただ、お互いのぬくもりと、優しさだけをもちよって


泣きながら君が見てた夢は 何を暗示してるの?
カラスが飛び交う空に モノクロに輝く虹
誰も笑っていやしない動物園

涙を浮かべながら君が描いていた未来って

いったいなんだったんだ?

きっと僕という現実がない、空虚なものだった

のかもしれないね?


汗ばむ季節 君がふと見せてくれた情熱
ファミレスの裏の野良犬が見てたキス
スカートの裾を濡らしはしゃいでた あのビーチハウス
そんなシーンを道連れにして

でも、あの時ふと君が見せてくれた僕に対する

情熱が

そして、二人だけの思い出の数々が2人の力に

かわっていったから

思い出を引き連れて


街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔で置かれた 闇を越える快楽に
また少しスピードを上げて
もう1つ次の未来へ


ほんの少しだけ先の未来を描きながら僕らは

歩んでいくんだ

定期的に見失う未来に快感を覚えることもあるから

2人で急ぎ足で未来を語らいあいながら

新しい未来を模索した



人生=道、自分たち(僕と彼女)=オートバイという

対比、闇=迷い、街灯=希望という例えが綺麗に、

とってもうまく人生を表してると思います


車じゃなくてオートバイってところがアナログで

いいですね~


Mr.Children, 桜井和寿, 小林武史
Q

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ロードムービー
作詩 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿 編曲 : 小林武史 & Mr.Children
いびつなうねりを上げながら オートバイが走る
寝ぼけた君を乗せて ほんの少しだけ急いで
月明かりが誘う場所へ

嘆きもぼやきもため息も 風に飛んでいくよ
そして幸福なあの歌を 高らかに歌いながら
500Rのゆるいカーブへ

今も僕らに付きまとう幾つかの問題
時の流れに少し身を委ねてみよう
この路の上の何処かにあるはずのゴールライン
そんなビジョンを道連れにして

カーラジオも無くそしてバックもしない オートバイが走る
ただ君の温もりを その優しい体温を
この背中に抱きしめながら

泣きながら君が見てた夢は 何を暗示してるの?
カラスが飛び交う空に モノクロに輝く虹
誰も笑っていやしない動物園

汗ばむ季節 君がふと見せてくれた情熱
ファミレスの裏の野良犬が見てたキス
スカートの裾を濡らしはしゃいでた あのビーチハウス
そんなシーンを道連れにして

街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔で置かれた 闇を越える快楽に
また少しスピードを上げて
もう1つ次の未来へ