『Drawing 』―心―
普通に歩いていて、何かを考えている時
ふと思い出す過去
電車に乗っていて、たまたまにおった香水で
思い出される過去
結構人ってふとしたことで記憶が蘇ることが
ありますよね
また、初めて会った人、初めて来た場所なのに
何か懐かしい気持ちがする、デジャブっていう
のかな!?
人間の記憶って実はかなりあいまいらしいです
というか、人が覚えてることって事実そのものでは
なくて、その事実をどう感じたかっていう感情の部分
を記憶してるみたいですよ~
そんなことを考えつつこの詩を解読してみます、、、
Drawing
心
遠い遠い子供の頃夢で見た景色が
一瞬フラッシュバックしたんだ
笑いながら僕の頬にキスをする少女が
君とオーバーラップして
ある瞬間、急に昔のことを思い出した
とっても楽しく遊んだ大好きだった幼馴染の
女の子を
そして、その子が君と重なった
淡い光の曇り空に
フワフワな時を刻んでいく
この素晴らしい 煩わしい気持ちを
真空パックしておけないもんかなぁ
あいまいな記憶の中に、なんとなく昔の
気持ちを思い出していた
とっても素晴らしかったことは思い出せる
けど何故かあいまいな
今君に抱くこの気持ちも、古ぼけてしまう
のかな?
どうにかして、保存できないものかな・・・
絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう
永遠はいつでも 形のない儚い幻影
君と共に 僕の元に
例え、写真に残しても、絵にして残してもきっとこの記憶は
時間の経過と供に薄まってしまうんだろう・・・
どこまで愛しても『永遠』ていうのは幻なのかもしれない・・・
ただ唯一君と僕の心の中でしか存在し得ないから、、
もっともっと上手にいろんな絵を描けたなら
やっぱり君を描きたいな
僕にとって君とは つまりそう小さな点
そしてあらゆる総て
もっともっといい思い出を残すことができるなら
絶対君と一緒がいいよ
だって、君は僕にとって確かにこの60億人の中の
たった一人の存在にすぎないけど、僕の人生にとって
は全てをかけた人だから
デタラメと嘘の奥に
本当の答えが眠っている
この素晴らしい 慌ただしい
人生を二人三脚で越えて行けるかなぁ
奇麗事ではなくて、人間のこの不完全さの
中にこそきっとものごとの本質が眠っている
んだからさ~
素晴らしくも、困難でもあるこれからの人生を
君と一緒に越えて行けるといいのにな~
どんな場面でも 僕の絵には必ず君が描かれていて
目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる
君はいつも 僕のノートに
これからの人生の全ての思い出に必ず君がいるだろう
目を閉じたって僕には君がいるから
君はいつでも僕の心の中に生きているから
絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう
永遠はいつでも 形のない儚い幻影
君と共に 僕の元に
そしていつも 僕のノートに
もちろん、どんな思い出は一緒に作っても、それでも
時と供に記憶は薄れていってしまうだろう
永遠を目指すのは少し現実的ではないから
記憶をなくさないのではなくて、これからもずっと
一緒に思い出を2人で作っていこうね!!
昔ある人にいわれたことがあります
『人間の最大の強さは忘れられること』かもね~って
確かにそうかもしれない、、、
そして『人間の最大の弱みも忘れること』なんだろうなって
思います、、、
嫌なこともいいことも、悪いことしたことも、良いことしたことも
みんなみんな忘れてしまうのが人間です
それは、僕は諦めるしかないと思ってます
だから、常に思い出を描き続けること、そして
それをし続けるパートナーが必要なんだと思います。
- Mr.Children, KAZUTOSHI SAKURAI, TAKESHI KOBAYASHI
- youthful days
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遠い遠い子供の頃夢で見た景色が 一瞬フラッシュバックしたんだ 笑いながら僕の頬にキスをする少女が 君とオーバーラップして 淡い光の曇り空に フワフワな時を刻んでいく この素晴らしい 煩わしい気持ちを 真空パックしておけないもんかなぁ 絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう 永遠はいつでも 形のない儚い幻影 君と共に 僕の元に もっともっと上手にいろんな絵を描けたなら やっぱり君を描きたいな 僕にとって君とは つまりそう小さな点 そしてあらゆる総て デタラメと嘘の奥に 本当の答えが眠っている この素晴らしい 慌ただしい 人生を二人三脚で越えて行けるかなぁ どんな場面でも 僕の絵には必ず君が描かれていて 目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる 君はいつも 僕のノートに 絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう 永遠はいつでも 形のない儚い幻影 君と共に 僕の元に そしていつも 僕のノートに |