『花言葉 』―迷いと別れ― | 厳選解読~Mr.Children's songs~

『花言葉 』―迷いと別れ―

>転んだ時だけ 気付く混凝土の固さ

(『Prism』)

そう、失うまでは気が付かなかったけど

なくなって初めてわかる大切なものって

いうものがある・・・


大げさに言うと空気とか地球(環境)とか

ってのがそういうものなんだと思う


気づいた時にはもう遅い『後悔先に・・・』

見たいな感じのことが、、、


今日の詩はそんな感じがリアルに思い浮かべる

ことができるものです~



花言葉


愛情


コスモスの花言葉に揺れながら

あの頃僕は、愛情という言葉に惑わされ

ていた・・・


身の程を知らないまま
可能性を漁り
魔が差した僕にさよなら
夏の終わり

自分の気持ちさえもわからないまま

あの日僕は別の可能性を探していた

そして、魔がさした・・・

あれは夏の終わりのことだった


あの日見せた 僕の知らなかった顔
哀れみと背伸びで告げられた別れ
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った

その時君は僕の見たことの無い表情を

したね

彼女自身の許せない気持ちと、プライドから

僕に別れを告げた君

本当は僕の全てを君だけに知ってもらいたかった

はずなのに

君はコスモスの花が咲く季節に僕の前から

去っていった


種を撒き散らかして
摘むことは出来ず
頭からつま先まで
後悔しどおし

僕はいつもいろんな可能性を作ろうとして

いたくせに、どれもこれも中途半端だった。。

体全体を覆いつくすこの後悔の気持ちも

今は空しい・・・


君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
君の全て 僕に見せて欲しかったのに
コスモスの花言葉は咲かなかった

君が最後に教えてくれた僕に足りない気持ちを

僕は絶対に忘れない、、、

君の全てがわかっているつもりだったのに

この愛情は遂に実を結ぶことは無かったね


「木漏れ日が微笑みを連れてきてくれるから」
そんなきれい事 慰めも 何を今更

『時が経てば又いい人に出会えるよ』

なんて、最後に言ってくれたけど、そんなんじゃ

無いんだ、、、

替えの聞くもんなんかじゃないから、、

君との思い出はさ~


君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った
さよなら
さよなら


君が身をもって教えてくれた僕の未熟な

ことを

もう一度思い出してみよう

そして、僕の全てを君には見せていきたかった

のに

コスモスの咲くころに君は僕の元から

去っていった

本当にさようなら・・・



>人はなぜ幸せを闇雲に求めてしまうんだろう?
>何より大事な物も守れずに

(『安らげる場所』)

人はどうして今に満足できないのか、、

いや、満足している今に気が付けないのか・・・?


こんな詩を聞いていると仏教者とか哲学者とかが

『欲』について考え続ける気持ちが少し理解できる


人間の気持ちの中でもちろんいい意味でも、そして

上の解読のような意味でも支配しているものとして

『好奇心』があると思う


人生にもしやり直しが聞くのであればそれもきっと

悪くない


例えば、もし今まで付き合ってきた彼女の中から

一番良かった人と結婚できるとか


ってことが可能ならいいのですが、、、



現実はそんなに上手くはいきませんよね~



難しい人間の煩悩を描写した詩です・・・




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花言葉
作詩 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿 編曲 : 小林武史 & Mr.Children
コスモスの花言葉に揺れながら

身の程を知らないまま
可能性を漁り
魔が差した僕にさよなら
夏の終わり

あの日見せた 僕の知らなかった顔
哀れみと背伸びで告げられた別れ
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った

種を撒き散らかして
摘むことは出来ず
頭からつま先まで
後悔しどおし

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
君の全て 僕に見せて欲しかったのに
コスモスの花言葉は咲かなかった

「木漏れ日が微笑みを連れてきてくれるから」
そんなきれい事 慰めも 何を今更

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った
さよなら
さよなら