『幸せのカテゴリー 』―形に縛られれた2人の悲劇― | 厳選解読~Mr.Children's songs~

『幸せのカテゴリー 』―形に縛られれた2人の悲劇―

この詩は、多くのMr.Childrenファンの女性が

桜井さんを嫌いになった曲だった気がします


というのも、櫻井さんが離婚した前妻のことを

歌った詩で批判している人の声をよく聞きました


でも、個人的にはこれが正直な気持ちで、それが

人間の不完全さを表していて、なんだか気持ちが

いいほどの感覚を持ちました


例えば、この時期に前の奥さんは本当に素晴らし

かったんだけど、僕がいたらなくて!!見たいな

ことを歌ってたら何か偽善的な気がしてしまいます


例えば、彼女と自分が別れたいと思う時に冷たく

別れを告げるか、気をつかって優しく別れを告げる

のではいったいどちらが優しいのだろうか!?


もし、最後の最後まで優しさを見せてしまったら

その彼女はより長い時間引きずって前に進めない

かも知れないし、次の恋に迎えないかもしれない


それより嘘でも冷たい態度をとることで相手を

諦めさせるというのは優しさかもしれないと想い

ます


で、もしそれでもまた友達みたいになりたいので

あれば相手に別の相手ができたとか、もう自分の

ことが明らかに好きではないとわかった時話しか

けて仲良くできるんじゃないかと思います


もちろん、その瞬間のショックは大きいけど、、、


って僕個人は思うし、実際にこういう風にしてき

ました


でも、それをその女の子の友達なんかに「ひどい!!」

とか当然いわれることもありましたが、、、


でも、最後の最後に自分がいい人に見られたいとか、

人を傷つける人でありたくないがために偽善!?を

装うのはどうも僕にとっては優しさと思えなかった

のです、、、


まあ、前置きが長くなりましたが解読してみます、、、


幸せのカテゴリー


幸せって何だろう!?


通り過ぎる愛の言葉
唇を重ねたって 孤独な風
胸を吹き抜ける

どんなに「好きだ」って言われても、キスされても

どうしようもないんだ


出会った日の弾む鼓動は
日常と言う名の フリーザーの中で
とうに凍りついてる

以前君に感じていたあの気持ちは

日々の生活の中でどうしようもないほど

失われていってしまったんだ


“夢のような毎日が 手を伸ばせばそこに立ってる”
そんなふうに自分に 言い聞かせて過ごしてたけど

あの時、君といれば理想的な幸せな人生がこの先に

待っているんだって思っていた

いや、本当は難しく考えたくないから無理して自己暗示

を掛けていたのかもしれない


傷つく事 傷つける事が
互いになんとなく面倒くさかっただけ
形式だけに 目を奪われて
ただスマートに納まってようとした二人
今となっては
消えゆく幸せの Category

君と言い合ったり、価値観の違いを話すのが

怖かったからできなかった

それで、なんとなく本音を話せずになんとなく

一緒にいた・・・

そうするのが一番当たり障りが無いと思って

いたからさ

でも、今考えるとお互いの本当の気持ちを確認

したり、傷つけあうことがとにかく嫌だったから

なんとなく結婚生活を惰性で続けていただけ

なのかも・・・

今となっては、もう手遅れだけど、、、


誰かの忠告も聞かず
不吉な占いを 笑い飛ばしてた
まだ無防備だった頃

そー言えば、まだ表面的には僕らが上手く

いっていたと思っていた時、確か誰かが心配

してくれてたな~ 今思い出すと

でも、その時は「まさか~」ってくらいしか

思わず気にしてなかったよ


限りなく全てが 上手くいってるように思ってた
幸せってあまりに もろく儚いものなんだね

ちょっと前まで、全てが上手くいっていたのに

意外とあっけないものなんだな、、

心ってすぐ移り変わってしまうんだ・・・


日のあたる場所に続く道
違う誰かと歩き出せばいいさ
恋人同士ではなくなったら
君のいいとこばかり思い出すのかな?
当分はそうだろう
でも君といるのは懲り懲り

僕との生活が終わってもきっと君には明るい

未来を見つけられるよ

僕じゃない誰かとの幸せだって見つけられるん

だから

別れたら君の良かった部分をたくさん思い出し

ちゃうんだろうな~ しばらくの間は

でも、もう君と一緒に生活するのは無理だよ


本当の自分なんて 何処にもいないような気がしてる
だからこそ僕らは その身代わりを探すんだね
恋の旅路は続くんだね

自分に確信を持つこと、未来に確信を持つこと

なんて一生できないんじゃないかと思うよ

だから、自分を信じてくれるパートナーを

人は探すんだよね

僕もそんな人をもう一度探し直すよ


もう何も 望みはしないけど
最近はちょっぴり解りかけてるんだ
愛し方って もっと自由なもんだよ
君もいつしかその事に気付くのだろう
じゃぁ その日まで
さよなら幸せの Category


もう君に対して何も言うことはできないけど

僕は最近気が付いたことがあるんだ

人を愛することってもっと自由でいいんじゃ

ないかと思う

結婚とか付き合うって形だけで縛ることなんか

できないんじゃないかな!?

きっと、君も気が付くんじゃないかな~

お互いが幸せになったらまた会えるといいね!!

その時までさようなら



僕はMr.Childrenの詩を聞いていた影響なのか

付き合うって言う言葉にたいして昔凄く嫌悪感

をもったことがあります


変な話、明らかにお互いが好き同士なことが

わかっているのに、ある日付き合ってるの!?

見たいな質問をされると、形式上例えば今日

から付き合ったことになる


それになんか意味があるのかな・・・!?

って思っていたのだ


例えば、凄くお互いが好き同士なのにお互い

言葉に出せず放れていった人がいる


本当は大好きだったのに別れざるを得なかった

女の子がいる


それに対して、なんとなく勢いで付き合った

けどすぐ別れてしまった人がいたとする


形だけで言うと最後のケースしか付き合った

訳ではないですよね。。。


それって何か意味を感じない気がするんです


付き合ってても、結婚してても好きだっていう

気持ちがちゃんと続いているか本当は常に

確認しないといけないのかもしれない、、


そんなことを個人的には考えさせられてしまう

詩である


結婚してるんだからとか、彼女だからっていう

理由でその女性(男性)と一緒にいるなら寂しい


でも、こういう制度もきっと別の観点では必要

だとは思うけど、、

Mr.Children, 桜井和寿, 小林武史
BOLERO