『LOVE』―元彼女への複雑な思い―序章篇 | 厳選解読~Mr.Children's songs~

『LOVE』―元彼女への複雑な思い―序章篇

この歌に関してはミスチルファンの方なら

一度は議論したことがあるのではないでしょうか?


『桜井さんずるいよなー!?』とかの議論から始まって

だんだんじゃーそもそも男女間の友情ってありえるのか?

みたいな。。


こんな議論を特に男女間の間でした記憶が何回かあります。

そういう意味ではセンセーショナルな詩だと思います。


ちょっとずるい男(人)の気持ち、これは確かにずるいです。

でも、時にこんな気持ちを持つことがあるのではないでしょうか?

説明の出来ない気持ちを。


でもちょっと疑問に思うのは、桜井さんはこの詩で

でも“愛してる”とは違ってる』と歌ってるにも関わらず

タイトルがLOVEという物なので結構確信犯な気もしてます。

それもまた一つのLOVEなのですかね~?


実はこの詩のサブタイトル(勝手につけただけですが)を

元彼女への複雑な思い』としたのには2つ理由が

あります。


1つ目は、何かの雑誌で読んだのですがこの詩は櫻井さん

自身が昔付き合っていた彼女のことを元にしたものという

事実です。たしか、この彼女はその後ギターの田原と付き

合ったということだったと思います。


なので、『昔 野球で鍛えた君の彼氏にいう部分は田原の

事なんですね!!確かに野球してたし。

でも、この事実を知る前はもっともっといかつい人を

浮かべてませんでしたか?


そんな、彼女に対して元に戻りたいわけでもないし、責任を

取ろうとしているわけでもないがなんとなく自分だけが特別な

存在でいたいというエゴなのでしょう。


そして、正直な気持ち別の彼によってどんどん変わっていく

元彼女をみると寂しくなり、またその彼に対する大きな嫉妬心が

あることも認めてます。


だけど、今いる自分の彼女と別れてまで、現在を壊してまで

やり直す根性もない。でも、、、

見たいな感じではないでしょうか。。


そんな背景のある詩なのでこのタイトルにしました。


2つ目の理由としては、個人的に先日偶然元彼女に10年振り

位にコンタクトが取れ、会った時に初めてこの詩の意味を実感

出来たからです。


僕には家族もいるので今更どうしたい、という訳ではないけど

会えてすごく嬉しかった反面、僕がいなかった10年の間に

彼女が成長しているのに何故か嫉妬もした。


あの時そのまま付き合ってたらなんて考えると本当に胸が

いたくなる思いがする。それは今に満足していなかったわけでは

ないが、一番後悔していた、一番思いが強かった彼女だったから

どうにかしたい、今の僕を伝えたいとかもっと彼女を知りたいとか

この空白の10年をどうしても埋めたいという欲求が働きました。


でも、埋めたからってどうにかなる訳ではないけど。

彼女に僕の人生(恋愛)にとってどれだけ大きな影響を

与えたかを伝えたいし、向こうもそうだったらいいな~と

いう思いで一杯である。


だからもし出来るなら、これから心の通える友達として

何かあったら一番に相談してもらいたいし、僕が出来ることを

なんでもしてあげたい。友愛として。。


でも、全く下心がないのかは桜井さん同様!?は正直わからない。

そんな思いをもち、次回は詩を解読してみたい。。


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LOVE
作詩 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿 編曲 : 小林武史 & Mr.Children
偶然だね、
こんな風に会う度に 君は変わってく
見なれない そのピアスのせいなのかな?
ちょっとだけキレイだよ

彼になる気もなくて
責任などさらさらさ
でもね 少し胸が苦しい

なにげなく なんとなく
他の誰かに君を染められるのが気にかかる
かなりカンの鋭い僕の彼女を
怒らせるのも何か違ってる
燃えるような恋じゃなく ときめきでもない
でも いつまでも君だけの特別でいたい

本当に手におえないいよ 天気予報より嘘つきで
青空の中に映る 調子いい君のあの笑顔
口さえなきゃ誰もが振り向くようなスタイルで
人をその気にするのが上手い

きがつけば いつの間に巻き込まれてる
いつも君のペース だけど楽しくて
昔 野球で鍛えた君の彼氏に
殴られるのもなにか違ってる
それでもね 時々は電話しておいで
昼間でも夜中でも 遠慮はいらない

悲しい出来事に その笑顔を奪われたら
探しに行こう あの日のように

振り向けば 心の隅に君がいて
I want smiling your face いつもそれだけで
投げやりな気持ちが空に消えてくよ
でも“愛してる”とは違ってる
ちっぽけなプライドも遠慮もいらない
束縛やヤキモチはちょっぴりあるけど
燃えるよな恋じゃなく ときめきでもない
でもいいじゃない
それもまた一つの Love・・・Love・・・Love・・・