マカプウ灯台 | Life in the U.S. Southwest

”Makapu'u Lighthouse in Waimanalo, HI”

 

2024年1月、友人と太平洋の島の灯台を訪れました。

 

 

ハワイ州オアフ島ワイマナロにある白い灯台を目指し、いつものハワイアンの友人の運転で、ハワイ・カイからワイマナロへ。

 

(Halona Beach Cove)

海岸沿いを走ると、ハロナ海岸の入り江を通り過ぎ、

 

(Sandy Beach)

サンディー海岸を通り過ぎます。友人曰く、この海岸は離岸流(Offshore currents)があり、風が強いので、海で泳ぐのに慣れた人向け。

 

 

友人曰く、ハワイならではのお花・イリマ('Ilima;Sida fallax)。ハワイ諸島の主要8島などで見つかる最も馴染みなお花。

 

 

マカプウ灯台通りの駐車場に車を止めて、上って来た丘の道。とても風が強く、日差しが強いので、汗がタラリ。

 

 

もう1つ島ならではのお花。

 

 

カイヴィ水道展望台からの太平洋の眺め。風があり、白く波立つ海。12-1月は、特に帽子を飛ばされないように。

 

 

友人曰く、鯨を見ることも出来るとか。この日は、鯨の姿がありませんでしたが、海の色は格別にきれいです。

 

 

海の町から来た人には、海をずっと眺めていても、飽きません。太平洋、向こう岸の米本土は見えませんが。

 

 

この近辺は、昔米本土テキサス州からやって来たメキシコ系アメリカ人の牧場主やメキシコから移民したメキシコ人の牧場主が、それぞれ牛を育てるため牧場として使用、牛たちの木陰のために新大陸からメスキーテ(Mesquite)やデサート・ウィロー(Desert willow;砂漠柳)の木々を持ち込み、今では島各地に広がり外来種として島原種の植物の生態系を侵しているとか。ここは州立公園の一部ですが、「メスキーテはBBQの炭に香り付けとしていいよ。自然も守れて、BBQもおいしくなって一石二鳥、週末どこかに許可をもらって伐採に行こうか?」 と、友人と話していたり。

 

 

坂が少しきつくなる舗装された道を歩いて行くと、小さな赤いお花が咲いています。

 

 

坂の道を上りきると、未舗装の道があり、途中少しだけ灯台が顔を出しています。灯台への道は閉鎖されています。

 

 

灯台の斜め上にある細い道を上ると、展望台が広がっています。眼下に太平洋の海と左奥にワイマナロの海岸が見えます。右2つの島は、鳥たちの保護区ですが、手前のウサギ島にはカヤックで上陸することも出来るとか。友人曰く、でも、先にカヤックで上陸している人に、あとで上陸するとあまりいい顔をされない時もあるとか否か。奥の島はその形からカメ島です。

 

 

灯台の展望台から、真下を見ると、サボテンが生えています。ドラゴンフルーツを生る月下美人のサボテンですが、こちらも残念ながら島では外来侵略種。

 

 

灯台があるマカプウ岬(Makapu'u Point)のあたりは、お天気がいい日に、マカプウ海岸から泳いでつたわって、岬の下の磯部で潜っている人の姿も。友人曰く、お魚が見れるようですが、距離が少しあるので、体力に自信がある方におすすめだとか。

 

 

展望台の上に行くと、先の白い灯台が島周辺の船の航海の安全を見守っています。

 

 

灯台の展望台からの帰り道、今度は坂を下ると、眼下にコロコ海岸(Koloko Beach)が見えます。

 

友人の自然観察の案内で、またたくさんのことを学んだ灯台訪問。自然と歴史、いろいろ学べたことに感謝して。