不思議な日の説明に、話がそれてしまったので戻します。
椎間板ヘルニアと診断されて他の病院でMRI検査をし、小さいけれども椎間板ヘルニア状態が発見されました。
その時には、すでに手術を3回しているので、できれば手術はしたくないなと思いながらも、MRI検査をした病院で手術の担当医師に手術をしないで治すことはできませんかと聞きました。
その時に言われたのは、「1年、2年、安静にしていることで治ることはあるけど、その間に仕事をしないで安静にしていることは一般的には経済的に無理でしょう。
だから、みんな手術を選ぶんだよ」でした。
仕方なく手術日を決めて予約を取り、予約がだいぶ先だったのでその間ここの病院には病室に空きがなく、別の病院を紹介してもらいそこで手術を待つことにしました。
病院を紹介してはもらいましたが、入院する前に大学病院で診てもらおうと思い行きました。
順番を待つ間の1時間が座っていても腿(もも)の痛みが辛く、一緒に行ってくれた人が何度も順番を聞きに行ってくれましたが、その際に事情を察して看護師さんが車椅子を貸してくれました。
座っている時の痛みは変わりませんでしたが、呼ばれてからの移動がお陰様で楽でした、その時の看護師さんに感謝しています。
診察が始まり、待っている時の痛みがあることも知っていたのかそれまでの経緯を説明すると、検査してみないとはっきりしたことは言えないけれども、これは椎間板ヘルニアではないかも知れないと言われました。
僕も何の病気かはわかりませんでしたが、椎間板ヘルニアではないのではと思っていたので、検査を受けたいと思いました。
待合室で万力に締め付けられる痛みが1時間半も続くとなると、診察まで、あるいは検査まで待つのは辛いと思い検査まで入院できないか聞いたところ、入院はできないのでその都度通ってもらうしかないと言われ、検査の結果によっては手術になるかも知れないと言われました。
この痛みで診察の順番が来るまで待つのは今の足の状態では無理だし、何度も一緒に来てもらうのは申し訳ないので、断念し検査は予約を取らずに帰りました。
でも、本当は検査を受けたかったです。
その時は痛みで思い付かなかったのですが、せめてその時に先生がこれかもと思った病氣の病名だけでも聞いておけば良かったと今でも思います。
それが治すヒントに成るかも知れなかったので、その時に本当に病名だけでも知りたかったです。
僕も椎間板ヘルニアではなく、完全に詰まってなくても血管が細くなっている状態で、だからベットに横になっていると痛みはないが、足を下に下ろすと痛いのは、血管系の病気ではなかったのかなと今では思っています。
だから、入院中にブロック注射が一度も効かなかったし、一回に打つ量を増やしても、規定の回数を2倍にして打っても何の効果もなかったし、レントゲンで写しながら場所を特定し狙ってブロック注射を打ちましたが、それでも先生と僕が被爆しただけで、何の効果もありませんでした。
でも、そこまでしてくれた先生には心から感謝しています。
手術まで待ってる間に入院していた病院の整形外科の先生と仲良くなり、本音で話しても受け入れてくれるようになり、できれば手術はしたくないことなどを話し先生に「本当は手術をした方がいいんだけどね」と言われましたが、ご理解いただき他の方法を検討してくれることになりました。
どうして、手術をしたくなかったのかについては、交通事故で何度も手術のために入退院を繰り返しましたが、手術をしすぎて手術はもう嫌という思いだけではなくて、椎間板ヘルニアで手術をして良かったという患者さんの声をほとんど聞いたことがなかったからでした。
たまたまかもしれませんが、手術をして良かったという人はごく少数で手術をして良かったどうかわからないという人が大半でした。
腰が痛くて手術をしたが痛みは消えたけど痺れが出て眠れないので、痛みよりも痺れの方が辛いという話は衝撃的でした。
その人は、腰が痛い時は痛いながらも眠れたし仕事ができましたが、痺れがひどくて眠れないし仕事ができなくなったと言っていました。
だからこそ、手術は避けたいと思っていましたが、後々、僕自身、痺れを自分で作り出してしまうのです。
空の概念が解ると、人は自分で病気を作り出し病気になることも、自分で病気を治すこともできるのだと解ります。
病気だけではなく、自分の人生を創造し成りたいものに成れるのです!
その方法を教えるための講座をこれからやっていこうと思っています。
話は戻りますが、結局、手術の予定はキャンセルしてこの病院に3ヵ月入院し、その後はこの病院に通院しながら、手術をせずに治す方法を自分でも探し、大学病院数カ所、鍼や灸、整体など良いと聞けばどこにでも治療に行きました。
ある時には、たまたまラジオを聴いていて、独自の整体を編み出し多くの人を治している先生が出ていて直ぐにそのラジオ局に電話をし事情を話しその先生の連絡先を教えてもらい、予約を取り治療に行きました。
でも、残念なことに治療するのに痛みが邪魔して必要な姿勢にはなれず、まともな治療ができないという経験をしました。
そんなある日、知人に自分で椎間板ヘルニアを手術しないで治した鍼灸師の先生を紹介してもらい行ってみることにしました。
そこの鍼の先生は、15番鍼という太い鍼を使い、自分の経験からくる独自の理論で治療をしている方でした。
強くぶつけたり、その他の要因によって、その部分が段々と石炭化し、レントゲンを撮ると骨のないところに点々と骨のようなものが写ることがあります。
その石灰化したものが、腰椎付近やその他の場所、神経の通り道の何処か(お尻、頚椎、手足の何処か、)で神経を圧迫することで痛みや痺れが出る。
その石灰化したもの、石灰化しかけたものを針の先で砕いて神経圧迫をなくせば治る。
内臓やその他の箇所にも神経圧迫があり、数人の癌すら1人も死なすことなく、鍼で治したことがある先生です。
ただし、石灰化する手前の硬い膠(にかわ)状態はレントゲンでは写りませんし、今のMRIでもそれと認識できないと思います。
治療をするのに、石灰化していると鍼が刺さりませんし、何度も何度も砕いていって鍼が刺さり、それでも何度もグサグサ刺していくと石灰化といより硬い膠(にかわ)のようになり、粘りもあるようで指では抜けなくなり、使い捨ての鍼を抜くのにペンチを使うこともありました。
その膠(にかわ)も刺しているうちに、だんだん柔らかくなり、最後には正常なところに刺しているのと変わらない手応えになるそうです。
僕の場合は、腰とお尻と足に神経圧迫がありました。
状態が悪ければ悪いほど、治療は拷問のように痛いです。
砕くのでグサグサ差しますし、僕の場合は響きも稲妻が足を駆け巡り氣を失う寸前まで刺しましたし、時には焼けたナイフを刺しそのまま切られるような響きを感じました。
治療と言う名の、一週間に一回の地獄の拷問でしたが、もう手術はしたくないし治したい一心で通いました。
実は、3回目の治療をした後から今までの痛みではなく、左足の付け根から下に強い痺れと痛みが出て繊維筋痛症のような症状になってしまい、痺れで指の動きまで悪くなっているのに表面は敏感で、人間の皮を一皮剥いて包帯も巻かずに服を着てる感じで、ちょっと動くだけで擦れて痛くて下着は履けないし、パジャマも履けなくなってしまい、布団のちょっとしたシワや凸凹が飛び上がるほど痛くて、それから1年くらいの期間は1日2時間しか眠れませんし、痛みで食事もできないので、1日におにぎり2個と緑茶を数回という感じで命を繋ぎました。
結局、顕在意識では望まないこの状態を自分が創造してしまっていました。
でも、こんな経験をしなければ見える世界である物理空間のことしか関心はなかっただろうと思うし、情報空間ことも量子力学も知らずに終わっていたかも知れません。
今思えば、見えない世界に関心を持ち、氣功や量子力学や情報空間のことに意識が行くようにするためだったのではないかと思います。
僕は左足ですが、右腕に痺れが出て全く字も書けなくなった方がいましたが、先生を信じて治療を続けて治ったので僕も信じて治療を続けました。
数年後に分かったことですが、鍼を刺し激しい痺れが出る人には共通点がありました。
それは、痛みが激しく病院で強いブロック注射を何度も何度も打っていた経験がある人でした。
それでも、鍼治療を続けると、例外なく痺れがなくなって皆さん治っていました。
この鍼の先生は、氣を少しだけ扱うことができて、治療中に氣の存在を教えて頂き初めて氣の体験をしました。
不思議な体験でしたが、氣というものが本当にあるんだなと思いました。
通い続けて良い感じになってきた頃、鍼の先生が突然、脳出血で治療中にトイレで倒れてしまいました。
この時は、先生が倒れてしまいこの痺れと痛みはもう治らないかも知れないと思い、一週間ほど絶望的な気持ちになってしまいました。
それでも、必ず治すと決めていたので、先生が倒れて先生を頼れなくなっても、いつまでも落ち込んではいられません!
氣功は先生がやっていることを見ようみまでやってはいましたが、この時から本気に成りました。
先生は、一度倒れて右手と右足に後遺症が残りましたが、左手で刺す練習をして復活してしばらく頑張っていましたが、無理がたたってもう一度脳出血で倒れて寝たきりなってしまいました。
自分で自分を治すだけではなくて、今度は僕が氣功で先生を治す番だと思い、この後の話になりますが氣功を習うことにしました。
そして、やっと先生のお役に立てると思い、奥さんに連絡を取り、近いうちに伺いますと言ってから数日後に突然先生はお亡くなりになりました。
その連絡を受けた時には、また頭が真っ白になって何も考えられず、脱力感がすごくて「ご自宅に伺っても良いですか」とは言えず、呆然としてしまいました。
間に合わなかった!
下手くそでもいいから、もっと早く行けば良かったって後悔しました。
鍼の先生は、人間としても男としても尊敬できる方で、在り方も素晴らしく、治療だけではなくいろいろ学ばせて頂きお世話になった方でした。
鍼の先生に出会わなければ、氣のことも知らず、氣功士に成ることもなく、アルケミストマスター®️になることもなかっただろうと思います。
僕は、森山敏衛先生を一人の人間として、今でも大好きです。
治療に通うお金も大変だし、なんとか自力で治すと決めて自分なりに氣功の練習を毎日やって自分で自分を治療しました。
それから数年経って、知人が凄い氣功の先生に治療を受けるというので誘ってもらい一緒に行きました。
そして、そこで氣功を教える氣功学校をやっているのを知り習いたいなと思いつつ210万円は払えるわけもなく、その時には今までの治療費を払うのに銀行に数十万円の借金があり無理だったので一度諦めました。
それから数年後に、たまたま210万円だった授業料が期間限定で100万円になっているよと知人に教えてもらいましたが、そんなお金はありませんでした。
できるだけ優先して借金を完財したタイミングで、なぜか運よく借りられる枠が50万円から100万円になり、100万円を借りて期間内に支払い氣功を習うことにしました。
ここの学校は、池袋にある世界的に有名な張永祥先生の学校で、苫米地英人さんも先生に氣功を習っていた時期があり、僕の兄弟子に当たります。
苫米地英人さんがこの学校で講師をやっていた時期があり、その時に先生と苫米地さんから習えたら最高に良かったのになと思いました。
僕は、自分の経験から神経系の疾患に関しては、鍼も良いけど触れずに施術する氣功の方が痛くもないし効果が高いと思っています。
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