今年も残りわずかとなってきました。
当科は本日が仕事納めとなっております。
 
今年最後の本の紹介です!!

 

 

『数値化の鬼』 安藤 広大 著

 

仕事において、抽象的な表現には

私にはあまり説得力があるように思えません。

数字で皆が分かるように根拠をもって

説明できることが重要だと考えてます。

 

識学という独自のスタイルで書かれており、

数字にこだわっていることが気になり読んでました。

その他も多数出費されております。

 

 

 

 

 

 

 

・自分を数字でマネジメントできない人が、

部下や人をマネジメントできるとは、到底思えない

 

・「仕事ができる人」に共通して言えるのが、

「数字の大切さを知っている」

数字に向き合わずに成長できる人は、誰一人としていない

 

・「先に数字と向き合ってしまえば、もっと早く成長できる」

「いったん数字で考える」というクセをつけることをゴールとする

 

「言葉は過剰」「数字は不足」

の世の中

既得権益を守るときにも感情的な言葉を使う

 

・「データのない不毛な会議」

「すごく頑張る」という言葉だけでは、お互いの認識にズレが生じる

 

「言葉による言い逃れ」がクセになったプレーヤーは、

そこで成長が止まる

 

・誰が見ても公平で明らかな評価を、

上司は部下に対して下す必要がある

 

・結果を出すことが何より見返すチャンスになると思って、

感情を横においてみる

曖昧な評価基準で感覚的に上司が評価を決めている。

どの数字を達成すれば、自分の評価につながるのか。

 

・自分の問題点から目をそらす行為は「自己欺瞞」。

できないことに向き合うのではない。

自分の足りない部分を考えることをしなくなり、

すべての他人や上司、会社のせいにして考えてしまうなら、

気をつけて

 

・ざっくりとでも数値化して、

自分の行いを客観的に把握するクセがあるかないかの差は大きい

 

・「○○力」という言葉を疑ってかかるように。

ちゃんとそれを具体的に数値化するように

例:TOEIC 800点、売上を15%アップ

 

・目的地さえきめてしまえば、そこまでの生き方は自由。

個人の能力によって試行錯誤してもらうこと。

自分で業務内容を改善して、初めて人は成長する。

プロセスを押し付けることを、本書は否定

 

・「目標のための目標」つまり「KPI」

「KPI」は数値化されていないと意味がない

 

・大きな目標のため、小さな目標、

つまり「KPI」

「手段」と「目的」が入れ替わってしまう危険性がある

 

・一度決めたら変えないのではなく、

「その数字に意味があるのか?」を考えること

 

・個人は「あくまでチームや所属部署の成績を上げるために存在する」

チームあっての個人

 

・「量」より「質」が上回り、

「質を上げること」が目的なってしまうことは問題。

あくまで「行動量ファースト」

この順番を間違えてしまのが、

「働かないおじさん」への第一歩

 

・「%」は悪用されたり、誤解を与えることが多い

この%は何分の何か。

分母が量を表している

 

・達成率が10%だけど、

その%の分母と分子はいくつだっけ

 

・連絡やフォローの「回数」、が「変数」であった。

「変数を見つける」という作業は、

自分の行いが、間違っていたことを認める作業でもあるので、

苦しさがあるかも

 

・会議をやっている「時間」が、

仕事の「変数である」と勘違いしていないか

数字で語れるようなメリットが得られていないことがほとんど。

数値化した目的があれば、会議は成立する

 

・PDCAのなかで、

いかなるときも「P(目標)」が何かを忘れないこと

 

・明らかに結果や成果につながったことを見つけ出す。

その確認作業が「C」でやるべきこと

 

・他者の評価を受け入れなかったり、

自己評価が高すぎる人、

失敗を失敗と認めない人は

成長がとまる

 

・他者と比較することで安心するのも危険

 

・上司の成功方法は、あなたにとっては「仮説」。

時代が違うし、能力や素質も違う

 

・「手段と目的の順位が入れ替わる」

「行動量」の重要性

「確立のワナ」がある

 

・「やりたいこと」をまず10個書く。

3つの「To Do リスト」と7つの「Not To Do リスト」を作る

やりたいことの中で「7つを捨てる」

 

・成果を出せなかったのだとしたら、

「KPI」を見直さないといけない。

ちゃんと指摘する存在であることが、

上司やリーダーの存在意義

 

成長を止めないために、

「他人への責任の押し付け」を生まないこと

 

・「ルール」や「仕組み」など、

「人」が変数にならない部分にフォーカスする

 

・1人のカリスマによって組織が成り立っているのであれば、

長期的に見れば、明らかに組織の弱体化を招く。

有名な起業家やリーダーが社内にいることと、

その会社が優秀なことは、全く別のもの

 

・他者を変えようと努力するのではなく、

自分の考えを変えるしかない

自分が「変えられるもの」に頭を切り替えること

 

どんな大きな問題でも、

細かく分けて一点集中する

 

・漠然としか考えられないようでは、何も解決しない。

これまでやってきたことにしがみつくのはやめて、

失敗を受け入れて次の行動を変えられるように

 

・「長期的に見て未来のトクを選ぶ」

短期的には損することに思えても、

長期的な視点を持つと、

その損は利益に反転する

 

・ビジネスでは、短期的には損をしているように見えても、

長期的にはトクをすることがよく起こる

 

・左の要素をクリアしてから、右の要素を考える

「数字の成果」→「自分らしさ」

「数字の根拠」→「言葉の熱量」

「まずやってみる」→「理由に納得する」

「チームの利益」→「個人の利益」

「行動量を増やす」→「確立を上げる」

「長期的に考える」→「逆算して短期的に考える」

 

仕事でも、簡単なことの繰り返しは、

すぐに飽きてしまい、退屈になる。

苦痛ですらある。

難しいことには夢中になる要素がある。

満たされた瞬間に、物足りなくなるのが人間

 

・最も重要なのは「本業」である

仕事や会社での成長。

仕事は、人生の中で唯一、「糧」を得ることができる場所

 

・上司とは、

「自分には『何が足りていないか』を常に明確にしてくれる」

 

 

 

オンデイーズの社長の田中さんも書いてましたが、

目的と手段が変わった瞬間に組織は終わると書いてました。

経営理念などの最終目的を必ず忘れないように

しないといけませんね。

そのために目的や経営理念などの設定は非常に重要ですね。

 

 

また量が質を上回るとは、

僕の大好きな箕輪さんもいってました。

量をこなして、アップデートしていけばいいのかと思います。

 

PDCAで、Pが90%と、

APUの出口学長も言っていた気がします。

 

 

またどんなに大きな問題も、小さく分けて考えると

解決策がみえてくるかもしれませんね。

大谷選手のマンダラチャートが典型的かもしれませんね。

 

 

単純なことや同じことの繰り返しでは人間の成長は止まってしまいます。

ある本にも、人間にはある程度の負荷がかかっているほうが

成長が止まらないと書いていました。