再生医療5機関選定 科技振興機構、実用化へ支援 | 再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞-

再生医療5機関選定 科技振興機構、実用化へ支援

独立行政法人の科学技術振興機構(JST)は2日、事故や病気で失った臓器などの機能を取り戻す再生医療の臨床研究を進めて実用化につなげる拠点に、東京医科歯科大や横浜市立大など5つの研究機関を選んだと発表した。
様々な組織に育つiPS細胞を使い、移植できる臓器の作製やがんの免疫治療の実現を目指す。研究期間は最長10年で、年1億円の助成が受けられる。
京都大と横浜市立大、東京大がiPS細胞を使って臓器の再生を目指す研究を実施する。東京医科歯科大は炎症などで傷ついた腸の粘膜の再生、理化学研究所は病原体から身を守る免疫の働きを使ったがん治療技術の研究に取り組む。
JSTは3月に再生医療用iPS細胞を作製する拠点に京大を選定。今後5年以内で再生医療の実現を目指す拠点に慶応義塾大など他の4機関を選んだ。今回の5機関は、中長期的な研究課題を採択した。
(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0204C_S3A700C1CR8000/

iPS実用化を目指す5拠点 横浜市立大、京都大など
科学技術振興機構(JST)は2日、体を構成する多様な細胞に成長させられる人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った再生医療の実用化を目指す拠点に、横浜市立大や京都大など五つの研究機関を選んだと発表した。
ほかの研究機関は東京医科歯科大、東京大、理化学研究所。最長10年間で年1億円の支援を受ける。
東京大、横浜市立大、京都大がiPS細胞を使った臓器や組織などの再生医療につながる研究を担当。医科歯科大は腸の粘膜の再生、理研ががん免疫治療法の研究開発を実施する。
(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070201002088.html