日本マクドナルドが9日、年内に433店舗を閉店すると発表した。
閉店の対象となるのは不採算の店舗で、全てのメニューを提供できない店舗、マクドナルドのブランドを毀損する店舗(どんな店舗を指すのだろう)、ロケーションのまずい店舗がターゲットになるようだ。同社の社長は「負の遺産の整理」と呼んでいるようである。
そして、633店舗を3から5年の間に新規出店する。まさしく、スクラップ&ビルドそのものだが、対象とする店舗数が多い。日本マクドナルドの全店舗の1割を入れ替えてしまおうというのだ。フランチャイズと直営店が半々だという。このあたりの大胆さが他社にはまねのできない同社の強みなのだと思う。
外食産業はどこも厳しい状況が続く中、同社だけはクオーターパウンダーやアメリカンバーガーのヒット、無料コーヒーなど、人を惹きつける商品やサービスを提供して一人勝ちに近い。経常利益が昨年比27.5%増の233億円だ。
個人的には、テキサスバーガーはさほどおいしいとは思わなかった。期間限定メニューはわりとそんな商品が多いように思う。でもCMを見る限りは本当においしそうなのだ。実際のところはそんなにおいしくなくても結果が出ている。商品の本質的な価値にプラスして、”プレミアムさ”のイメージを訴求できれば、結果は良いものを得ることができるのである。もちろん、マクドナルドというブランドが、マクドナルドならまた何かやってくれる、新しい何かを提供してくれる、というように期待感を高めるのだ。

