2010年2月24日の日経新聞ネタである。
2009年12月に、Amazon.com(米国)ではついに電子書籍の販売部数が実際の書籍の売上を上回ったそうである。
ついにここまで来たか!という感じでもあるが、実際のところは恐らくは何らかのキャンペーンだとか、クリスマス関係のイベント、クリスマス関係の書籍などの販売が後押ししたのではないかと想像している。しかし、実際、ネットでダウンロードして即読めるという利便性を考えると、確実に配送の手間と時間さらに送料がかかる書籍に比較すると、メリットは多い。
音楽業界の不振が、軽・薄・短の音楽ダウンロードに押されてCDの売れ行きが低迷してしまったということを考えると、出版業界ももう尻に火がついた状況だ。
音楽業界は挙句、音楽ダウンロードさえも既に売れ行き不振傾向にあり(不況の影響もあるのだろうが)、HMVなどは早々に楽曲のダウンロード販売をやめてしまった。そもそもは、音楽業界も音楽ダウンロードの是非は早くから検討されていたのだがそれに踏み切ることが自分たちの首を絞めてしまうという状況を想定していたのだ。しかし、Apple社がある意味、強引にその状況に風穴を開けて売り出した、という経緯だったように記憶している。
現在、日本の出版業界も業界をあげてAmazonに対抗すべく対策に乗り出したようだ。
しかし、もうどうあがいても、逃げ道はないのだから、せめて軽・薄・短以外の部分での強みで勝負できる部分(リアルな書籍)だけは残しつつ、電子書籍にもシフトしていく腹積もりが必要なのだと思われる。

