タイトルが長すぎて、タイトル欄に入りきらない。
From the Big Apple to the Big Easy the concert .../Rhino / Wea

2005年8月にアメリカミシシッピーに壊滅的な被害を与えたハリケーン・カトリーナによる被災者に対する救済コンサートのDVD。2006年にマジソンスクエアガーデンで開催されたものだ。
3年ほど前に買ったのだが、リージョン1で自宅のDVDプレイヤーでは見られずに放置状態だったのだが、少し前にPAL形式のDVDを見るためにリージョンフリーでPAL形式も見られるDVDプレイヤーを買ったので、初めて見てみた。これが2枚組でかなり見応えのある内容であった。
ブラスバンドのセカンドラインビートの演奏に始まり、アラン・トゥーサン、ネヴィルズの面々などニューオーリンズのいつもよく見る人たち、アーマ・トーマスやシンディ・ローパー、ベット・ミドラーなんて大御所も出演している。シンディ・ローパーはやはり「Iko Iko」。
DVD1枚目で特筆すべきは、エルトン・ジョンの「Levon」とライ・クーダーのThe Blues Bandだ。ゴスペルのコーラスに乗って、エルトンジョンの弾くピアノもかっこいい。「Two Rooms」というエルトン・ジョンのトリビュートアルバムでジョン・ボン・ジョヴィがカバーをしていて好きだった曲なのだ。原曲は聞いたことがないのだけど、聞いてみたくなった。The Blus Bandは、ライ・クーダー、バックウィート・ザディコ、レニー・クラビッツというなんだかすごい取り合わせ。ライ・クーダーがやたらノリノリでかなりクレイジーなのが印象的。数年前に渋谷で見たニック・ロウとのジョイントでの枯れた印象とはかなり異なるものだ。
DVDの2枚目。ジミー・バフェットがたくさん出てるが、この人もミシシッピー州出身なのだ。意外に人気があるみたい。それから、エルビス・コステロ、ダーティー・ダズン・ブラスバンド、ダイアン・クロール、ジョン・フォガティなどが出てきて、そしてなんとサイモン&ガーファンクルが出てきた。「Mrs.Robinson」「Homebound」「Bridge Over Trouble Water」を歌う。アート・ガーファンクルはかなり高齢だが、「Bridge Over Trouble Water」の高音部も綺麗に歌っている。観客の大合唱も感動的である。アーロン・ネヴィルが途中で歌うのだが、悪いがこれはちょっとお邪魔。
トリは、やはりネヴィル・ブラザース&ミーターズ。超どファンク。「Hey Pocky Way」もオリジナルとは異なるファンク色が強い演奏だ。アーロン・ネヴィルの歌う「Amazing Grace」も素晴らしい。そして、最後は、ブラスバンドやディキシー・カップスなど出演者もたくさん出てきて、「When The Saints Go Marchin' In(聖者の行進)」で締めくくり。
最後、ブラスバンドが観客席を練り歩いて退場。ニュー・オーリンズという感じだ。
途中で、アーティストの紹介をするMCも豪華で、ビル・クリントン、ポール・ニューマン(当時は存命だったのだ)などが出てくる。
残寝ながら既に廃盤みたいみたいなのだが、素晴らしいライブDVDだと思う。