8月1日(土)のできごとである。
僕たち家族は、久御山にあるジャスコに買い物に行った。
朝の10時過ぎに到着したが、その時は雲行きの怪しい空模様だった。
ジャスコに入り、2階で買い物をしていると、雷の音も聞こえていたのだが、しばらくすると、いきなり真っ暗になった。停電である。
館内アナウンスがあるのだが、もう少しまともにしゃべれないの?って突っ込みたくなるくらい泡食った話し方で、5分待てば非常用電源に切り替えることができるというような内容の説明らしきことを述べた。
で、しばらく待っていると、確かに照明が復活した。
停電の間、これだと万引きしてもわからないよなあと一人で思っていたのだが、後から別の場所で買い物中の妻の目撃談では、本屋では出口に店員が集結して、万引き防止のための措置をしていたらしい。
復活した照明に安心していたのだが、しばらくするとまた真っ暗に。
どうなってんだ?と思っていると、また、さっきの泡食ったオヤジのアナウンス。また5分待てと言った。
今度は先ほどより多少短時間に復活した気がする。
ボクサーブリーフが20%オフだったので、それを買い求めるためにレジで、クレジットカードで支払おうとしたのだが、カードが使えない。
レジのおばさんは使えないと何度も何度も独り言のようにつぶやき続けた。仕方ないので、現金でいいですよと言ってあげたのだが、それを言わなければおばさんはどうするつもりだったんだろう。
その後、買い物を追えて、駐車場に出たのだが、雨は降った後があったが既にやんでいた。
家の近くまで来たときに、パトカーが赤いライトをちかちかさせながら駐車しているのに気づいた。
パトカーの間近に行くまで気づかなかったのだが、そのパトカーの止まっているところから右折する道は黄色いテープで通行止めになっていた。よく見ると、電信柱が途中で折れてしまっていて倒れかけている。電信柱は倒れてしまうのではなく、何かトタン屋根とともに、電線に倒れるのを阻止されていて空中に浮かんだようになっていた。
ええーなんだなんだ。こんなにすごいことになっていたのか、とその時は思っていた。
しかしである、翌日にはさらにすごいことになっていたことに気づいた。
その現場の近くをジョギングしていると、トタン屋根のとれた中古車屋の2階がきれいになくなっていた。
それからさらに進むと、今度は宇治側沿いの樹木が10本以上、倒れていた。川の際に生えている木々なので、川に流された可能性も考えられたが、そうだとすれば倒れた木々の根っこの向きがおかしい。全ての倒れた木は全て川の流れに対して垂直方向に倒れていた。突風で倒されたようだ。
聞くと、あたりには京都大学の施設などもあるのだが、その敷地内の木々も何十本と倒れてしまったらしい。また、ゴルフ場の周囲を囲む支柱が何本も倒れたり、萬福寺でも瓦が飛んだりして被害が相当あったらしい。
気象台の後日発表では、これはダウンバーストだったということだ。
飛行機事故の原因や、JR羽越本線の脱線事故などの原因となったと言われているものであるが、こんな自分の身近に発生するものとは思っていなかった。幸い、けが人も出ずにすんだのだが、休みに日にはいつも通る場所なだけに一歩間違えると、と思うと怖いことである。